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2020.05.22

【にじ組】表現あそび

 現在保育園では、表現あそびが盛んに行われています。

 今回は、3歳児にじ組さんの様子をご紹介したいと思います。

 

 こちらは、折り紙や自分で描いた絵、塗り絵等を貼り付けて製作したものです。

 小さなお皿にのりを出して、指先の感覚を使って量を調節して取りながら、紙に塗る姿は真剣そのものでした。

  自分の思うとおりにできずに悔しい思いを表現する子もいましたが、そんな時は保育者が気持ちに寄り添い、一緒に行うことで無事達成し、喜びを伝えてくれました。

 

 続いてこちらは、えのぐあそびの様子です。

 子どもたちから「えのぐで遊びたい!」という発信があり、展開していきました。

 白い模造紙の上に、たんぽで色をつけたり、掌で色を混ぜたりと、様々な方法や発想で遊ぶ子どもたち。

「見て!赤いよ!」「お水つけたらどうなるかな?」「これは丸いね」と様々な言葉が飛び交い、色や質感の変化に気づいたり、抽象的な形を何かに見立てたりと想像力豊かに取り組んでいました。

  保育者や友達と発見やおもしろさを共有しながら、夢中になって試し、遊ぶ姿は、とても微笑ましいものです。

 

 こうした表現あそびのなかで、子どもたちは色の変化や道具の使い方などを学んでいくとともに、自分の感情や思い、経験など、自分なりの世界を表現しています。

 力強かったり、繊細だったり、その子の思いによって表現の仕方は様々です。

 そうした子どもたちの表現を受け止めながら、私たち保育者も同じ目線で楽しみ、共感していくことで、自己を表現することの楽しさを味わえるようにしていきたいと思います。