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2020.08.05

【つき組】水遊び

 暑い夏がやってきました。

 子どもたちがずっと楽しみにしていた水遊びが本格的にできるようになり、園庭からは楽しそうな笑い声が響いています。

 今回は、つき組の子どもたちの水遊びの様子をご紹介します。

 

 

 水の冷たさや感触の心地よさを感じながら、子どもたちは水と土、水と廃材といった、物と物を掛け合わせて遊んでいます。

 これをこうしたらどうなるかな?と自分なりの目的を持って工夫をしていくなかで、偶発的に起こる思いがけない動きに出会うことがあります。

 その驚きや面白さから、更にこうしてみよう、こっちはどうかな?と実験を重ねていくことで、子どもたちは物と物の関係や仕組みについての探究心を深めているのです。

 

ボトルに水を汲んで、別の器に注いでいます。
ボトルに水が入る時に出る気泡に興味を持ち、繰り返し行っていました。
水が跳ねる動きや音、感触など、五感を使って水あそびを楽しんでいます。
「おみず、きもちいいね」「つめたいね」「ぶくぶくっていったね」など、
子どもたちが感じていることや発見したことを言葉にしながら関わっています。
愛着形成担当者の側で、安心して水に触れています。
水に小石が落ちると「ぽちゃん!」と音がすることに気付き、
「ぽちゃん、ぽちゃん」と言葉にしながら繰り返していました。

 

 五感が優れている子どもたちは水遊びのなかでも様々なことを感じ取り、発見を楽しんでいます。

 そしてその発見を、すぐそばにいる大好きな保育者に、言葉や表情、しぐさで伝えてくれます。

 こうした気付きや経験に対して、私達大人が豊かな日本語で応えていくことは、概念や感情を伴った言葉の獲得にも繋がります。

 子どもたちの優れた感覚をできる限り共有し、美しく豊かな言葉で応えていくことができるよう、私達保育者も五感を磨いていかなければなりません。

 ご家庭でもぜひ、子どもたちの言葉や表情、しぐさに言葉を添えながら、感動を共有してみてください。