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2020.09.23

「みかん見つけたよ!」

    

 先日近くの公園にお散歩に出掛けたそら組さん。遊んでいると、「みかんあったよ」と緑色のみかんが落ちていたと保育者に教えてくれました。落ちていた近くの木を見てみると、沢山の緑色のみかんがなっていました。興味深そうに観察する子ども達。保育園へ大切に持ち帰ってみることにしました。

  

 保育園に帰ると図鑑を出して見比べる姿がありました。「これかな?」「緑だからこれじゃない?」と似ている物と照らし合わせる姿や、「おやつの時のみかんと違うね」と緑色のみかんに不思議さを感じている姿もありました。保育者も一緒に調べてみると「カボス」だったようです。

   

「固いね」「中どうなってるの?」とずっしりと重く皮が固いカボスの中身が気になった様子だったので、早速切ってみることにしました。

切ったカボスの中を見てみると「これ何?」と小さな種があることに気付いた子や、「いい匂いがする」と酸っぱいみかんの匂いに気付いた子もいました。

 ほし組とつき組の子ども達も、そら組さんが持って来てくれたカボスに興味津々。じーっと見たり、つついてみたり、匂いを嗅いだり、思い思いに色々試していました。

他にもおままごとの容器に入れたり、包丁で切る真似をしたり、カボスを使って料理を始める姿もありました。保育者である私たちは、子ども達の活動を予想される遊びに限定することなく、好奇心をもって遊ぶ姿を認め、豊かに遊びが展開されるように共感的に関わることを大切にしています。又、探究するための時間もたっぷり確保できるように心掛けています。

毎日の生活や遊びの中で、大人には予想がつかないような子ども達の発見や想像力に、楽しさや面白さを感じています。素敵なエピソードや子ども達一人ひとりの成長の喜びを保護者の方と沢山共有していきたいと思います。