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2025.03.05

🌸室内装飾🌸

3月の室内装飾の様子をお伝えします。3月3日はひな祭りで雛あられと、折り紙で作った雛人形を飾りました。雛あられには意味がり、健やかに育ってほしい・一年中娘が健やかに育ってほしいという意味が込められているそうです。

 

 

ほし組では雛あられを転がしたり、潰したり感触を確かめながら、触れる姿が見られました。お皿を持ってきて食材に見立てる姿や、色がついている事に気付き保育者に『白だ』と伝えたり。よく観察して感じた事を言葉・喃語にして伝える姿も見られました。

 

 

行事食では汁物を好んで進んで食べる姿も見られました。食材にも興味を示す姿も多く保育者が食材の名前を言葉にすると、模倣をして食材の名前を伝えてくれますよ。

 

 

つき組では雛あられを見ると図鑑を広げて『同じ!』と実物と比べる姿が見られました。『赤!緑!黄色!』と雛あられの色を言葉にしてみたり、匂いを嗅いで『何(匂い)もしない』と言葉にし、子ども同士でのやり取りも見られました。

 

 

指先や爪を使い雛あられを砕きながら『固い』と言葉にしたり、小さい・大きい雛あられを見つけています。

 

そら組では雛あられを両手に持ち叩いてみたり、少しずつ割れていく事に興味を示し、同じ動きを繰り返していました。『コンコン!パカッ』言葉にして、割れた事から『卵みたいだね』と子ども同士でのやり取りの中で伝え合い、割れた粉を触れて感触遊びを確かめていました。

 

 

おやつに出たひし餅では壁に飾ってあるのを思い出し、子ども同士で『一緒だね』とやり取りしている姿も見られましたよ。

ひし餅の色にも意味があるそうです。ピンク(桃)は魔除け、白は清浄・子孫繫栄、緑は健康。また雪の下に新芽が芽吹き桃の花が咲いている様子を表しているとのことです。

 

 

今年度最後の室内装飾になりました。この一年で日本の伝統に触れ、子どもたちはたくさんの経験を通して感じた事が多かった一年だと思います。旬や季節の野菜に触れる事で食に対しての興味を育む姿も多く見られました。日本の伝統に触れる事で、もっと知りたい気持ちから図鑑で自ら調べてみる姿がとても印象的でした。暦や行事など、関わりを通して子どもたちにたくさんの日本の美しい伝統があることを、少しでも伝わっていてくれたら嬉しいです。園での室内装飾から、是非ご家庭でも季節の植物や野菜に触れたり、行事や暦をお子様と一緒にお話するきっかけになればいいなと感じています。