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2025.03.08

3月室内装飾

今月の室内装飾では「ひな人形」を飾りました。

 

 

元々、中国で行われていた「上巳(じょうし)の節句」が由来とされています。邪気や厄を払うための行事で、人形を身代わりにして川に流す「流し雛」が行われていました。徐々に現在のひな人形を飾る文化へと発展し、3月3日に定められ、「女の子の健やかな成長と幸せを願う日」となりました。

桃の花には魔除けの力があると信じられており、病気や災いを遠ざけることから、縁起が良いものとして飾られるようになったと言われています。

 

 

【ほし組】

ひな人形の特別感ある雰囲気に、じっと見つめたり、そっと指先で触れる姿が見られています。お雛様の髪飾りが揺れることや扇や刀を持っていることに気付くと、指差しをしながら、表情や喃語で伝えてくれる様子もありました。

 

ぼんぼりに興味を持つ姿もありました。保育室内の電気と同じ役割であることをわかりやすく伝えていくと、天井を見上げて確認したり、「んり(ぼんぼり)」と言葉を模倣してみようとしたりしています。一人ひとりが興味を持って観察をしていました。

 

 

【つき組】

ひな人形を準備すると、「おひなさまだ!」と駆け寄り、座卓を囲んでひな祭りの歌を口ずさんでいます。笏、扇、烏帽子、ぼんぼり等、日常で目にしない小物に興味を持ち「これは?」と保育者に尋ねる様子がありました。また、お雛様の華やかな姿が目を引いたようで、長い髪や頭についている飾り、十二単の着物について「ながい!」「ぴんく」などと子どもたちなりの言葉で表現をしながら、じっくりと見ていました。

『和の行事えほん』を保育者といっしょに見る中でひし餅に興味を持つ姿もありました。おやつのひなまつりケーキを見て、「いっしょ!」と絵本と見比べています。

 

 

【そら組】

朝の会でひな祭りについてやりとりをしていくと、『ひなまつりのちらしずし』や『きせつ』の絵本を読みながら、お内裏様とお雛様を探し、興味を深める姿がありました。

ひな人形を見ていると、ぼんぼりの中を覗き、「ろうそくに似てる!」と気づいたり、消えるかなと息を吹きかけたりする様子が見られていました。また、そら組の子どもたちも烏帽子や髪飾りに興味津々の姿があり、「見たことない帽子だね」「きれいだね」と感じたことを言葉にして共有しながら観察していましたよ。

 

 

3月3日の給食とおやつはひな祭り献立でした。

各クラス行事に親しむ一日となったようです。今年も子どもたちが元気に過ごしていけるといいですね…!