2025.03.03
1年の様子【ほし組】
入園時期や入園した時の月齢もそれぞれ違いましたが、不快を快にしていき愛着形成を築くことを大切にしてきました。
一人ひとりがのびのびと過ごし、お互いの存在に気づき触れ合いをもとうとする姿が増えていますよ。
散歩用のカートに座ると保育者の「渡ります!」と道路を渡る時の掛け声に反応して
一人が手を挙げると他の子どもたちも「は~い!」と手を挙げています。
戸外遊びでは初めは草の上に下りることを嫌がり抱っこを求めていた子も安心して遊べるようになりました。
草花、土などに触れたり意欲的に身体を動かしています。砂場では水と砂が合わさる感触も楽しんでいます。
五感を十分につかって遊ぶことが大切ですね!
他園のお兄さんやお姉さんと一緒に遊ぶこともありますよ。
食事では、保育者が食べ方を伝えたり、手を添えて食具の使い方を見せていく中で手づかみ食べや食具を使って
意欲的に食べています。
「おいしいね」「食べられたね」等と温かく寄り添うことで自分でもやってみようと意欲がもてるようです。
苦手な物も一口食べてみようとしたり、ほっぺを触って「おいしい」と表現していますよ。
おいしく楽しく食べる経験を大切にし続けたいと思います。
室内あそびでは、それぞれ好きな場所で遊びを楽しんでいます。
おままごとでは、初めはフライパンやスプーンなどを触ったり舐めてどんな感触かを確かめていましたが、
保育者がフライパンにチェーンリングを入れて料理をするような姿をみせると興味をもち、おたまやスプーンを道具として使って
遊ぶようになりました。玩具のコップを保育者に持ってきて飲ませてくれる姿もあります。
お家で、料理を作っている姿をみたり携わったりすると、ごっこ遊びに取り入れています。ぜひたくさんみせてあげてくださいね。
絵本を読むことも好きな子どもたち。一対一で保育者の膝に座りスキンシップを心地よく感じながら絵本を読んでいます。
絵本で出てくる「にっこり」という言葉に合わせて笑うポーズをとったり、”だるまさんの毛”と髪をひいてみせてくれる姿もありますよ。
「これは?」と指さして名称を確認していることも!かわいらしい表現が微笑ましいです。
手や指先を使った遊びも好きで、ビリビリとチラシを破いて感触や音を楽しんでいます。
どうやったら破けるのかな?と試行錯誤したり、丸めてポーンと投げてみたりと様々な遊びに発展していきます。
クレヨンでお絵描きもしていますよ。
午前中、脳を十分に使い遊んでいるので、ご飯を食べ終わると自然と眠くなるリズムになっています。
すやすやと寝ている子どもたちの表情をみると癒されますね!
5分ごとに呼吸確認や顔色の確認をしています。
充分な休息をとれた子どもたちは、起きておやつを食べ、午後も元気いっぱい遊んでいますよ。
子どもの不快を心地よい関わりで快にしていくことで、大人を信頼し心の安全基地とします。そうした安心感をもった子どもは、
のびのびと自分を表現し遊んでいます。そうした、あたたかい関わりを今後も大切にしていきたいなと思います。
好奇心をもって意欲的に遊ぶほし組の子どもたち。表情や表現も豊かになりましたね。今後の成長も楽しみにしています!