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2025.02.20

【心地よく温かいやりとりを通して】

 

今週は、つき組の子どもたちの様子をお伝えします。

保育者からの温かいやり取りや心地良い関わりの中で安心して過ごす子ども達。その積み重ねにより子ども達の姿に少しずつ繋がりが見られてきています。

 

赤ちゃん人形に対しても温かいやり取りがあり、普段自分たちが座る椅子に赤ちゃんを座らせたり、作ったものを食べさせてあげる姿、布団を掛けてトントンする姿がありますよ。子ども達自身が今までに心地良いと感じたことを赤ちゃんにしてあげたいという温かい繋がりになっていますね。

 

以前までは、保育者に『これ読んで~』『読む~』と興味のある絵本や図鑑を持ってくる姿が多くありました。最近では、それぞれが読みたい物を見る姿や近くに座って読む姿があったり、パーソナルスペースの中にお友だちが居ることにも心地良さを感じているようです。この姿は、一対一でのやり取りを大切にしてきたことで今の姿に繋がっているかと思います。

 

同じ空間で過ごす中で、ちょっとしたやり取りから関わりが生まれ、温かい関わりへと繋がっています。大人が間に入りながらやり取りに心地よさを感じる経験や積み重ねによって子どもたちの姿は変わってくることを日々感じています。

時には、気持ちがうまく伝わらず葛藤が生まれることもあります。そんな時は大人が思う正解を伝えるのではなく、そっと寄り添い一緒に考えたり受け止めたりする関わりを大切にしています。子どもたちにとって保育園での生活は、【はじめての社会】です。安心できる環境があるからこそ、伝えたい!という思いに繋がっていくのですね。

これからも、子どもたちが心地良い環境の中で過ごせるよう温かいやり取りをしていきたいと思っています。