2025.02.13
節分☆1歳児クラス
節分とは何だろう?子ども達と一緒に考える為に、保育室に絵本「おなかのなかにおにがいる」を置いてみました。「鬼」を見てその風貌から子ども達が怖がらないと良いなと思っていましたが、予想とは違って興味を持ち、「これ、見たい」と保育者に持ってくる姿が多かったです。
お話の設定は幼稚園。誰にでもお腹の中には鬼がいて・・・お腹の中の鬼はその持ち主と同じ性格をしていて、その鬼をお面にして、子ども達が豆まきをして退治するお話です。赤い鬼・青い鬼・黄色い鬼・ピンクの鬼・・・どことなく可愛らしくもある鬼たちを見て子ども達は「〇〇ちゃんは黄色の鬼(くいしんぼう)がいいな」「〇〇ちゃんはピンク(なきむし)にしたい」と言っていました。ある時、お面作りのページを見て「これ(折り紙)とこれ(はさみ)とこれ(のり)を持ってきて。おにをつくろうよ」とお面作りをしたいと保育者に言いました。お面作りは想定していませんでしたが、やってみようか!と道具を準備しました。やる気と意欲満々です。絵本を見ながら、「〇〇ちゃんは1本(つの)にしたい」「青色の鬼にする」とどんな鬼にするかイラストを見ながら考えていました。鬼が出来上がるとストーリーと同じように壁に貼ろうという子ども達。
鬼の製作や豆まきは数日続きました。子ども達は遊びの中で「節分の豆まきとは、豆を投げて悪い鬼をやっつけて安心して過ごせるように、健康で過ごせるようにとお願いする日」と知ることになりました。
お手玉を豆に見立てて「鬼はー外!」「福はー内!」と元気いっぱいに豆まきをします。「鬼はー内と言わないように気をつけてね・・・」と絵本のエピソードを交えながら・・子ども達と豆まきを楽しみました。節分の日には子ども達から「おうちにも鬼がきたよ」「あおいろだったよ」「あかいろだった」「鬼はパパだった」とお家の出来事を教えてくれました。
今年も子ども達が健やかに笑顔いっぱいで過ごせますように!