2025.02.12
2月の装飾「立春」
立春(りっしゅん)とは二十四節気の1つで「春の始まり」という意味があります。今年は2月3日でした。
二十四節気は季節を表すために作られた暦で太陽の動きをもとに1年を24等分しています。四季の初めを立春、立夏、立秋、立冬と呼び、その前日が節分となるので、本来は1年に4回節分があります。古代中国では冬至日を1年の区切りにしていましたが、だんだんと「春から1年が始まる」という考えになったそうです。その中で1年の終わりであり、大晦日ともいえる立春の前日が、今も豆まきなど節分の行事を行う大事な日として残っています。
『節分』とは、正しくは立春前日の行事ですが、大晦日と元日のように節分と立春は密接な関係があります。立春の日が変動すれば、節分の日も変わります。古来、季節の変わり目には「邪気が生じる」と信じられていたため、豆まきをしたり、柊の枝にイワシの頭を刺したりして鬼を追い払います。
玄関装飾には、福豆と枝豆・柊とイワシを飾りました。
送迎時に保護者の方と触れてみたり、節分についてお話をしている姿が見られました!福豆である大豆が成長すると品名が変わることも面白いですよね。
行事食として「恵方巻」が出ました。手で持ち『がぶりっ』と一番先に全部食べてしまうお友だちもいましたよ。「鬼は~そと!って豆まきしたよ」とお家で豆まきをしたお話を、豆を投げるポーズの再現をして教えてくれました!
来月も日本の文化を大切にし子どもたちへ伝え、一緒に学んでいきたいと思います。