2025.02.14
2月室内装飾
今月の室内装飾では節分の「大豆、柊鰯」を飾りました。
節分には季節を分けるという意味があり、本来は立春、立夏、立秋、立冬それぞれの前日を節分と言われていましたが、特に立春は1年の始まりの日として大切にされてきたため、「節分」といえば春の節分を示すようになりました。「1年間健康に過ごせますように」という願いを込めて「悪いもの」を追い出す行事とされています。豆には「魔を滅する」という意味があり、邪気を払うために撒かれるようになりました。
今年の節分は2月2日の日曜日だったこともあり、「豆まきしたよ」と翌日の登園の際に教えてくれる姿が見られています。
【つき組】
保育者が節分の由来について話していくと耳を傾ける姿が見られています。鰯の匂いが鬼は嫌いだということを伝えると、嗅いでみる様子がありました。「いいにおい」と伝える子や「おにさんきらいなの?」と保育者へ確認する子、大豆の匂いも確かめる子などそれぞれに興味のあることについて保育者とやりとりを重ね、興味を深めています。
絵本を通して、豆まきについてやりとりをしていたため、実際に豆に触れながら「ぽーんてなげるの?」「おにさんばいばいってしちゃうんだよ」と知っていることについて伝えようとする姿も見られていました。
【そら組】
なぜ豆まきを行うのかといった疑問を節分の由来について交えながらやりとりを行っています。
豆に興味を持ったそら組では、図鑑で調べる姿が見られていました。様々な種類の豆があることを知り、画用紙で再現をしています。また、鬼についてもやりとりを行い、色や表情など自分だけの鬼も作りました。自分たちで作った豆を使って玄関先や豆まきを行っています。「おにはそと!」と力強く投げる様子がありましたよ。
給食の恵方巻も「おいしいね」と味わっていました。
保育者や友達と疑問をやりとりしたり、触れる・自分たちで作るといった経験を通して節分の雰囲気を味わうことが出来たようです。