2025.01.16
食事の様子【つき組】
今回は、つき組さんの食事についてお伝えします。
「そろそろ、おやつ(ご飯)の時間かな~」と先生がつぶやくのを聞くと、
遊んでいた手をとめ水道に行き手を洗い座っています。
「今日のおやつ(ご飯)はなにかな~」と楽しみにしていますよ。
一口噛んだ食べ物を、「お月様みたい!」等と例えてみたり、「あま~い!」「しょっぱい!」など
味の感想を言いながら食べています。
保育者も、「おいしいね。」「甘いね。」「どんな味かな?」など言葉にし寄り添いながら、
食の時間があたたかく、おいしく楽しく食べられるよう関わっています。
好き嫌いが出てくる月齢でもあります。
ヒトの嗜好(おいしい・好き)は過去の経験や記憶に関連するとされているので、
乳幼児期のうちは”楽しく食べる””食べるのが嫌にならないこと”が最も重要です。
さまざまな食材を見る・触れる・育てるといった体験を積み重ねたり、大人がおいしそうに食べる姿をみせたり、
言葉がけをしたりしながら、子どもがその食べ物に対してポジティブな感情がもてるよう関わっています。
そして、”食べてみようかな”と思えるきっかけ作りをしています。
つき組の子どもたちは、甘辛い味付けや、さつまいもが入っているご飯が大好きです!
調理の先生が、ご飯を食べている様子をみにくると「ありがとう」「おいしいよ」と伝えていますよ。
手や口に食べ物がつくと自分の手拭きタオルで拭いています。
食べ終わると、白湯を飲み、手や口を拭き「ごちそうさま」をしていますよ。
これからもあたかな関わりを続けていき、食を営む力を育んでいきたいと思います。