2025.01.11
室内装飾【お正月】
あけましておめでとうございます。新しい年が始まり、より一層寒さも本格的になってきましたね。年末年始はどのように過ごされましたでしょうか?今年も子どもたちの元気な姿を見ることができ職員一同嬉しく思います。本年も宜しくお願い致します。
今週は、室内装飾【お正月】についてお伝えします。しめ縄飾りと鏡餅を飾り新年を迎えました。
《しめ縄飾り》正月行事というのは、年神様という新年の神様をお迎えするための行事です。年神様は家々にやってきて、生きる力や幸せを授けてくださると考えられています。そこで、お正月が近づくとしめ縄やしめ飾りを施し、年神様を迎える準備をします。しめ縄には、神様をまつるのにふさわしい神聖な場所であることを示す意味があります。
《鏡餅》昔から鏡には神様が宿るとされ、神聖なものとして扱われていました。そのため、お餅を鏡に見立てて「鏡餅」と呼ぶようになったようです。お餅の原料になるお米は、日本人にとって大切なものです。貴重なお米をついて作ったお餅は、昔の人にとって特別なものでした。日本では、年が明けると、年神様と呼ばれる神様が訪ねてくるという言い伝えがあります。鏡餅をお供えすることで神様と新年をお祝いし、1年の良運を願うという意味が込められています。
ほし組の子どもたちにとって初めてのお正月でしたね。鏡餅のみかんに手を伸ばしてみたり、指先で触ってみたりと興味を示していました。しめ縄飾りでは、保育者が『きらきらしているね!』と表現すると、子どもたちのなかで♪きらきらぼしと繋がったようで、手をきらきらとさせ歌も楽しみながら観察していました。
保育者が『鏡餅っていうおもちだよ。』と話すと、『おもち~?』と不思議そうに見つめるつき組の子どもたち。実際にお正月におもちを食べたことがある子もいたようで、『あのとき食べたおもちと違うな・・・』と鏡餅とおもちが結びつかなかった様子があり面白いなと感じました。
しめ縄飾りを見た際には、『なにこれ?』『あけましておめでとう?』『きれい』と感じたことを言葉で表現していました。
そら組の子は、『みかんだ!』と触って確かめる姿があり、触った感触に不思議さを感じている表情も見られました。又いろんな方向からの観察もしていたので『鏡餅っていうよ。』『見たことあるかな?』等のやり取りを保育者としながらお正月の物に触れる経験をすることができました。
1月6日(月)は「お正月」にちなんだ献立でした。
《献立》
・ご飯
・松風焼き
・紅白なます風
・すまし汁
子どもたちがお馴染みの人参が入っていることに気が付くと『人参あった!』と喜んで食べていました。『こっちは大根だよ。』と話すと、『だいこん!』と興味を示し食べてみる姿もありました。食材への興味から食べてみようとする姿にも繋がってくるので、大切にやり取りしていきたいと思っています。
今年も、ブログを通して子どもたちの様子を少しでもお伝えできればなと思っています。保護者の方々とお子さんの様子を共有させていただけることをこれからも楽しみにしています。