2024.12.24
12月の室内装飾
12月の室内装飾は『冬至』をテーマに、ゆずを桶に入れて飾っています。
冬至は、一年のうちで最も昼の時間が短いことから、運気が下がり、身体が弱ると考えられていました。そこで無病息災を願い、ゆず湯に入る風習があります。ゆずの強い香りが邪気を払い、ゆず湯に入ると一年中風邪をひかないと言い伝えられています。また、ゆずは実になるまで長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められています。
今年の冬はかなり冷え込むことが予想されていますね。そんな中、子どもたちは身も心も温まる『ゆず湯』を体験しています。温かいお湯に手を入れて、「あったかーい!」「ぽかぽか!」と話したり、ゆずを手に取り、「いい匂いだね」とお友達に伝えたり、感じたことを言葉で表現する姿が見られました。
実際にゆずに触れる中で、皮を剥いてみるとさらに匂いが強くなることに気付き、「ミカンみたいだね」と話す姿や、種がたくさん入っていることを発見し、「植えたらゆずができる?」と保育者に尋ねる姿が見られました。子どもたちの姿に共感しながら寄り添うように関わることで、一人ひとりの発見や気付きを大切にしています。
今年も一年様々な面でご協力いただき、ありがとうございました。2025年も子どもたち一人ひとりの姿に寄り添いながら、成長を温かく見守っていきたいと思いますので、ご理解、ご協力賜りますようお願い申し上げます。