2024.11.12
感触遊び(ほし組)
保育者がミルクを作る姿や授乳をする様子が気になり観察する姿が見られたので、ほし組さんで「ミルク作り」を一緒に行いました。
その時の様子をお伝えしたいと思います。
数日、数か月前までに飲んでいたミルクですが、粉の状態に触れるのは初めてだったのではないでしょうか。
保育者が準備をしていると、何が始まるのかな?と興味を持ち自らテーブルへ移動する姿がありましたよ。
初めに、粉ミルクをビニール袋に入れて感触を確かめます。
両手でしっかりと握り、柔らかさや自由に形が変化する様子を感じ取ることができたと思います。
次に、匂いを嗅いでみます。
「なんだろう?」と不思議そうな表情や、嬉しくて笑顔になるお友だちもいましたよ。
満足できるまで粉ミルクに触れた後は、最後に水を入れてボトルで「ミルク」を作ります。
保育者が水を入れる姿を、真剣な表情で見ている子どもたち。粉が溶けていく様子をじっくりと観察していましたよ。
「水・粉ミルク・水に溶けてできたミルク」を並べ変化の様子がひと目でわかるように工夫をし、子どもたちと不思議だな!面白いな!という思いを一緒に感じました。
ボトルを手に取ると一緒に振って、ミルク作りを楽しんでいましたよ。
できたミルクのボトルをお口で確かめてみます。美味しそうに見えたのかもしれませんね。
次の日に、作ったミルクを見つけるとお人形の赤ちゃんにミルクをあげているお友だちもいましたよ。身近な大人のしていることを模倣したい気持ちが高まる時期ですね。その様子がとても可愛らしかったです。
保育園でミルクを飲んでいるお友だちの姿への興味や自分の経験から、再現遊びへと繋がることができました。
今後も様々な経験ができるよう、関わりを大切にしていきたいと思います。