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2024.11.07

戸外活動☆0歳児クラス☆シリウス組

戸外活動が気持ち良い季節です。長かった夏の暑さから解放され、1歳児・2歳児クラスの子どもたちは「さむいね」「はっぱ、きろいね」など、保育者と目で見て感じたこと、肌で感じたことを言葉にして大人と気付きを共有・共感しています。0歳児クラスの子ども達は、保育者が子どもの気付きに察して、「風が吹いたね、気持ち良いね」「はっぱがおちたね」など、子どもが感じたであろう現象を言葉にすると、その言葉のやりとりを心地良く感じます。

今回は0歳児クラス・シリウス組の戸外活動の様子をお伝えします。園周辺のお散歩では、ベビーカーの中から手を伸ばし、葉や花などの自然物に触れてみようとしています。

9月から入園したお友達もベビーカーに乗ることに慣れていきました。向かい合って座るベビーカーでは子ども同士顔を見合わせてほほ笑む姿も見られます。可愛いですね。

ベビーカーの程よい揺れが気持ちよく帰園には僅かな時間、うとうとする姿も・・・。

 

公園探索ではどんどん歩行を楽しむ子、初めての靴に緊張しながらも少しずつ歩けるようになった子、レジャーシートの上で身を乗り出して自然物に触ろうとする子・・それぞれ発達段階に合った活動を経験しています。安心できる保育者が見守る中、外で過ごす経験を重ねるにつれて行動範囲が徐々に広がり、レジャーシートから出てハイハイをしその感触をじっくりと味わう姿も見られます。

砂を触りながら観察をする子どものそばでタイミング良く保育者が言葉を添えます。「さらさらしているね」「冷たくて、気持ち良いね」など五感に響く言葉がけをすると、子どもは機嫌よく心地良い喃語で答えます。「はっぱだよ」と保育者の言葉を聞いてじっと見つめたあと、手を伸ばしその感触を確かめる姿も・・。

歩行を楽しみながら思い出したように地面を見つめて何かを探している様子。先日見た蟻を探しているのかな?と保育者は気が付き「蟻さんを探しているの?」と声を掛けると反応を示し「どこかな?いないね?」と一緒に探すことを楽しみました。

公園に遊具が無くても、おもちゃが無くても、子ども達は様々な自然物に触れることで十分に楽しむことができます。自然物は美しく、不思議で子ども達にとって観察・実験を十分に味わうことができる魅力的なもの、そしてそれを繰り返すことによって発見や知識を得ることに繋がります。沢山の不思議を子どもと大人と一緒に探求していきたいですね。