2024.10.19
食事について
今週は食事についてお伝えします。
初めてのものを口にすることは”命の危険”と認識することから、食事をする際に嫌だという姿を見せることもあるかと思います。ですが、信頼できる大人からの提案によって食べてみたいという姿へと繋がっていきます。
また、食事の時間は子どもと大人が気持ちを共有しやすい時間となります。「甘いね」「しょっぱいね」「おいしいね」と言葉にしていくことで、子どもたちは食事をしながら感じた味覚や感情と言葉を結び付けていき、言葉の獲得にも繋がります。「○○が入っているね」と食材や調味料の名前についてもやりとりしていくことで、食への興味が広がるような関わりも大切にしています。
それぞれのクラスでは、保育者が食事用エプロンに着替えたり、給食を運んだりする姿に気付くと、食べたいという思いを喃語や言葉で表現したり、献立について興味を持ったりと食事の時間へ期待を見せる姿が見られていますよ。食べることが楽しいと感じられるようなやりとりを重ねながら、温かな時間となるように関わっています。一人ひとりの発達にあった食事形態を提供できるように引き続きご家庭での子どもたちの食事の様子と園での姿を共有をしていけたらと思います。
【初期食】通常はおもゆですが姿に合わせてすり潰し粥への対応をしています。
【完了食】
【幼児食】
食材に触れる機会も設けながら、子どもたちが食への関心を高めていけるように関わっていきたいと思います。