2024.10.12
戸外活動の様子🍁
今週は各クラスの戸外活動の様子をお伝えします。
日中の暑さも和らぐようになってきたことで、戸外へ行き、自然物に触れたり体を動かしたりする機会も増えてきました。
【ほし組】
室内から見える木の葉の揺れに気付き観察をじっくりと行っている子どもたち。風で大きく葉が揺れる日もあれば、揺れが小さい日もあり、そのたびに「ん!」と指差しで教えてくれる様子が見られ、戸外へ興味を持つことも増えました。園庭では、初めての場所に不安を見せる姿がありましたが、保育者と一緒に芝生に触れたり、通り過ぎる車を見たりする中で、室内から外を見ているだけでは気付かなかった、草の手触り、音、戸外の心地よさを感じています。
室内に葉っぱを持ち帰り、振ったりして観察する様子もあります。
【つき組】
保育者や友達と手を繋いで、車や電車を見に行きました。友達と手を繋いで歩くことが嬉しいようで笑いかけたり、優しく名前を呼んだりする微笑ましい姿が見られていますよ。トラックやバス、タクシーなど知っている乗り物の名前を言う姿があり、「バスのりたい!」「赤のトラック!」と感じたことを保育者とやりとりしています。また、横断歩道の渡り方も少しずつ伝えていくようにすると、保育者と一緒に「はーい」と手を挙げる姿も見られます。
園庭に出た際は、ダンゴムシやコオロギなどの虫を見つけたり、木の実や落ち葉を拾ったりと季節に触れる経験を重ねています。赤や黄色に色づいた葉を見つけると「きれい」と保育者へ伝える姿が見られています。子どもたちが”きれい”と感じた姿を受け止め、「本当だね」と共感していくことを大切にしています。
芝生の上を思い切り走ったり、保育者の足の間をくぐったり、石や段差を登る、跨ぐなど様々な体の動かし方も試しています。
【そら組】
そら組から見える芙蓉の花を「ピンクと白の花だね」と毎日観察する姿を受けて、戸外に出て実際に近くで見たり、室内で観察できるように葉を用意して触れたりしています。また、朝の会や帰りの会でやりとりする中で花の色が変化していることに気付く姿も見られていました。19日にあるあそびの森DAYで保護者の方と観察できることを楽しみにしているそら組さんです。
戸外ならではの、風の気持ちよさや草の匂い、車の音などを五感を使って感じ、「気持ちいい!」と心地よさそうに友達と笑い合っています。散歩中に出会った乗り物や植物などを室内に戻ってから図鑑を使って調べる様子もありますよ。
室内の遊びとの連続性を持てるように子どもたちの様子から園庭でもお絵かきができるような環境を作りました。草を自由画帳にこすりつけて色が付くかなと試す姿があり、クレヨン以外の素材を用いて表現する面白さ楽しさを感じています。
身近な自然の美しさ、不思議さに触れながら、保育者と一緒に観察したり調べたりする経験を通して子どもたちは新たな気付きが生まれ、さらに関心を深めていきます。子どもたちが言葉で表現していることだけでなく、何に気付いているのか、どんなことを感じているのか表情や身振りからも伝わることを汲み取り、代弁していくことを重ねていきたいと思います。