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2024.10.12

虫観察

雨上がりのある日、つき組さんがお散歩に行くとあじさいが咲く場所に大きなかたつむりがいました。さっそく葉っぱを取って観察することに。

手をのばす子、じーっと見つめる子、かたつむりだと分かると手でかたつむりを表現する子もいましたよ。

お散歩から帰ってきた後図鑑を見て「かたつむりいたね」とやりとりで笑みを浮かべていました。

 

そら組さんがお散歩に行った際にトンボとちょうちょを虫かごに入れて持ち帰ってきました。

普段から図鑑や絵本でよく見ていた虫に興味津々なつき組さん。昆虫図鑑で「このトンボかな?」等やりとりを行うと「これ?」と色や形を見比べる姿もありました。

ちょうちょ用に、保育者が砂糖と水をスポンジに湿らせエサを作ってみました。エサを入れているところを不思議そうに覗いたり「なに?」「ごはん?」と疑問に思ったことを言葉にして尋ねていましたよ。

そら組では観察している際に虫に大興奮で大きな声を出す子も。「大きな声出すとトンボさんとちょうちょさんももびっくりしちゃうかも」とお話をすると、虫がびっくりしない声でお友だちとお話していました。

しばらく観察しているとエサがあることに気が付いて「これなに?」と尋ねるそら組さん。説明すると「みてみて!ごはん食べてるよ」と興味津々に教えてくれました。

 

別日。虫を観察することから飼育する興味へと変わってきたので、お散歩に行った際に見つけたダンゴムシを持って帰って飼育することに。

「ダンゴムシさんはなに食べるのかな」と子どもたちと図鑑を見ながらやりとりしました。「調理の先生に野菜貰いに行ってみる?」と声を掛けてみると「いく!」と捨てようとしている野菜をもらいに行き、自分で好きな野菜を選び虫かごの中へとごはんを入れてお世話していましたよ。果たして野菜がご飯になるのか…と心配もありましたが、サツマイモの欠片にしがみついていたりうんちをしている姿から、食べているんだなと保育者も驚く結果となりました。

1週間以上経った今では、午後おやつを食べた後エサをもらいに行くのが習慣となっています。

 

生き物に対する興味から、実際に飼育して「明日来たら食べているかな?」等興味に寄り添いながらやりとりを行ったり、一緒に考えながら育てていくことで生命の尊さに触れる機会になればいいなと思っています。