2024.10.03
小麦粉粘土
小麦粉粘土の様子をお伝えします。
子どもたちがじっくり観察できるようにブルーシートを用意しました。保育者の動きに興味を示し『ん?』『な~に~?』と呟きながら近づいてきました。ボウルに入れた小麦粉に少しずつ水を加えていくと手を入れる姿があり感触を楽しんでいました。初めての感触だった子は夢中になっていましたよ。
固まってきた小麦粉はなんともいえない感触に変化します。『ビヨ~ン』と伸ばしてみたり『ギュ!ギュ!』と押してみたり、思い思いに感触を楽しんでいました。『気持ちいいね』『ぷにぷにしてるね』と感じたことを保育者と共有する姿も見られました。
保育者の姿を見て、指先で触ってみると跡がついていく様子に気づいた子もいました。徐々に変化していく様子を感じることができたり、足での感触を楽しむ姿もありました。
別日ではテーブルでやってみました。ブルーシートの時には触れることに少し抵抗があった子もテーブルでは興味を示す姿がありました。普段使っている所での安心感からかもしれません。子どもの目線でどのように感じるかを考え活動の環境を整えることを大切にしています。
安心できる環境の中で、興味を持ったものに目を留め、飽きもせず納得のいくまで同じ動きを加えたりしながら、新しい遊び方を発見することに面白さや喜びを見出しています。大人が遊びや発見を決めつけず、好奇心を持って遊ぶ姿そのものを認める関わりを大切にしていきたいと思っています。