2024.09.20
9月の室内装飾・そら組の積み木遊び
今週は9月の室内装飾とそら組の積み木遊びの様子を紹介します。
9月の装飾のテーマはお月見でした。ススキとおやつに食べたお月見団子を飾りました。
お月見の由来は、中国がはじまりです。日本では最初、月をみて楽しむだけでした。次第に稲(お米)が無事にできたことを喜び、感謝するようになったと言われています。今では、一年で一番月が美しく見える季節に月をみながら秋の収穫物に感謝する日、という意味でお月見をするようになりました。
月見団子はお団子をまんまるの月に見立てています。お団子を十五夜にちなんで15個つくり、三方(さんぽう)と呼ばれる台に高く積み上げることで、月に感謝の気持ちを表現しているのです。ススキを飾る理由は、2つあります。1つは秋の収穫物としてお供えするのに稲穂がまだこの時期はできていないことから穂のでたススキを使っていること。もう1つは悪霊や災いを追い払うという意味があります。
そら組では、積み木遊びの中で車や家を作り、「行ってらっしゃい。」、「車に乗ります。」と、積み木やプラステンを人に見立てる遊びが見られるようになってきました。その為、子ども達の想像を遊びに再現しやすいよう、人型の積み木を設定しました。
人型の積み木が来ることを伝えると「いつくるの?」「どんなのかな?」と、楽しみにしている姿が見られました。
設置すると早速、子ども達は家や車、病院などのを積み木で作り、身近な物や経験したことの再現を楽しむ姿が多く見られるようになりました。また、他児と「いらっしゃいませ」や「ここは病院です!」などのイメージを伝えたりなどのやり取りも盛んになってきました。
イメージしたものを十分に再現できるように一人ひとりのスペースを確保して満足できるまで取り組める環境を整えるようにしています。
今後も、子ども達が想像したものが自由に表現できる環境を整えていきたいと思います。