2024.09.11
クッキー作り
今回はクッキー作りの様子についてお伝えします。
クッキー作り当日、登園後から「今日はクッキー、作るんだよね!」「エプロン、持ってきたよ!」と楽しみな様子のそら組さん。朝のおやつを食べ終わると、ロッカーからエプロンを出し、準備万端で待ち遠しい様子でした。持ってきたエプロンを見せ合って「○○のエプロンだ!」「私は○○のマスク!」と友だち同士でやりとりする姿が微笑ましかったです。
そして待ちに待ったクッキー作り。
保育者が麺棒や型の使い方を見せると、みんな真剣な表情に…。クッキー生地と打ち粉を一人一人に渡すと、すぐに保育者の使い方を真似して作り始めたり、生地や粉に触れ「気持ち良いね。」「フワフワしてるね。」と感触を楽しむ姿が見られました。
机に並べられたいろいろな形のクッキー型を見て「ハートがいい!」「車もあったよ。」と自分の好きな形を選び、型抜きが始まりました。最初は型に生地が付いてしまい、上手くいきませんでしたが、型の周りの生地を外した方が上手くいくことに気づき「わぁー!○○ができた!」と嬉しそうに教えてくれる子もいました。型抜きの感触が楽しくて何度も生地に押し付け生地がボロボロになり「あれ?」と不思議がる子もいましたが、生地を丸めるとまた型抜きができると分かり、満足するまで型抜きを楽しんでいました。
型抜きが終わり、皆でワクワクした様子で調理室へ…
調理の先生に「おいしく焼いてね。」とお願いすると、さらに期待が高まっているようでした。
午後のおやつのクッキーをとても楽しみにしていたため、お昼寝から目が覚めた子から順番に調理室へ様子を見に行くことにしました。調理室から漂ってくるクッキーの焼ける匂いに「いい匂い!」と気付いたり、焼きあがったクッキーをガラス越しに見て「茶色が私の作ったクッキーだ!」と嬉しそうに教えてくれました。
そして待ちに待ったおやつの時間です。
色々な形のクッキーを見て「○○の形、一緒だね。」と見せ合ったり「おいしいね。」と目を合わせてニコニコしたりと本当に嬉しそうなそら組さん。中には自分で作ったはずの形が見当たらず「○○のクッキーは?」と探す姿も見られましたが「つき組さんが食べていたよ。」と伝えるとほっとした様子でした。自分たちで作ったクッキーを他のクラスの友だちも美味しく食べていると知って安心したようでした。
自分たちで作ったクッキーは特別美味しかったようで、みんなあっという間に食べてしまいました!
自分たちで作ったものを美味しく食べる経験は、将来の食を営む力の基礎になります。今回の経験を普段の遊びや食事の時間にも広げ、さらに楽しく美味しく食事を楽しめるように関わってきたいと思います。