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2024.09.04

赤ちゃん人形【つき組】

自分の赤ちゃん(人形)と関わる姿が増えてきている子どもたち。

 

 

 

 

 

 

 

”おんぶをしてほしい”と、保育者のもとにおんぶひもも持ってきて、おんぶをし

室内を歩いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「赤ちゃん、お腹すいているみたい」のつぶやきを聞くと、「ちょっとまっててね」と声をかけ、

おままごとコーナーに移動し、ご飯を作る様子がみられます。

お手玉は、お肉だったり時には果物になったりと、子どものイメージで日々変わっています。

想像力が育まれるよう、用意しているものはシンプルなものになっています。

出来上がると、「ちょっと熱いからね」「ふーふーね。」と語り掛け、赤ちゃんの口に運んでいますよ。

 

 

 

 

トイレの場面では、「ちっち出た?」「だいじょうぶだね」と確認していたり、オマルに座らせ「でたかな?」と見守っている姿もあります。

空き箱は時に湯舟になり、積み木を石鹸に見立て「ごしごし じゃあ~」「きもちいいね」とお風呂に入れることも。

洋服の着替えにも意欲的です!「できない時はお手伝いするから言ってね」と一言伝え、過剰な援助は行わずそばで見守るよう心掛けています。

 

 

 

 

赤ちゃんを布団に寝かせ優しくとんとんしたり、周りの子に「し~っ」「ねてるからね」と伝えたり、

自分も一緒に寝てみたり・・・と、本当の家族のように関わっていますよ。

 

愛着形成構築ができ、安定して過ごしていると、”大好きな大人の模倣をしたい!”という自己実現欲求がみられるようになります。

(自分が大人にしてもらっている心地よい関わりを他にしてあげたいという欲求です)

その経験を十分にできるよう、ひとりひとり専用の抱き人形を用意しています。

目の色や髪の色は様々で、表情は子どもたちが決められるよう素朴にすることで、子どもが”赤ちゃんは今笑っている””泣いている”と

感じられるようにしています。

保育者も、”大切な赤ちゃん”として丁寧にかかわっていき、遊びを一緒に楽しみ充実感や満足感を感じられるよう関わっていきたいと思います。

子どもたちが、お家に赤ちゃんを連れて帰りたい!という場合は、一緒に帰ってもらって大丈夫です。

その時は、次の登園の時に一緒に登園してきてくださいね☆