2024.09.05
野菜への興味 つき組・そら組
つき組とそら組の様子をお伝えします。絵本や図鑑を通して野菜に興味を示す姿が見られます。直接触れる機会を活動の中に取り入れる事で、食への興味や食べてみたい意欲にも繋がります。
つき組では野菜に触れる機会を作り保育者がパプリカを持っている事に気付くと『ピーマン!』と指を差し、すぐに椅子に座って『見たい!ちょうだい!!』と伝えてくれます。パプリカを見て『赤!緑!』と言葉にしたり中身を見たい姿から皮を剥こうとする姿も見られました。
思い通りに剥けず保育者に『開けて』と伝え、保育者が皮を剥けるように穴を開け、様子を見ていると『ん~~!』と険しい表情をしながらパプリカを引っ張る姿が見られました。自ら剥く事ができ嬉しそうにする姿も見られ、中身の種を見つけ『てんてんいっぱい』と保育者に伝えています。
そら組ではネギに触れています。ネギの皮を真剣な表情をして剥いています。皮を剥くたびに表情が変わり『くさい』と伝えたり、折りながら『こうしたら、どうなるかな?』と考えて行動する姿も多いです。そこで気付いた事を、保育者だけではなく『折れたよ』など他児に関わりを求めて伝える姿も見られます。
様々な野菜に触れて匂いや感触を確かめ『少しずつ食べてみたい』という意欲も多く見られます。食べてみたい意欲を大切にし、保育者も時間をかけて見守りながら、食事の時間を心地良い経験に繋げたいと思います。