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2024.09.13

水遊び(つき組・そら組)

今週は、水遊びの様子をお伝えします。

《つき組さん》

すぐに芝生や水の感触に慣れ、積極的に水に触れる姿がたくさん見られました。

ジョウロやスポンジ・霧吹きなど、それぞれ道具によって水の感じ方は変わるため、ジョウロから流れる水、スポンジを絞って滴る水、その冷たさ、見え方、触れて、見て、時には足で踏んだり、五感を使って様々なことを感じ取ることができます。

テラスには以前種まきをした朝顔のプランターがあります。テラスに出ると自分たちで、タライの水をジョウロや霧吹き・バケツなどに入れて水やりをし、毎日お世話と観察を行ってきました。今では赤や紫・白色などきれいな花が咲いていますよ。

水を介して、保育者やお友だちとコミュニケーションを図る姿も見られるようになりました。

スポンジで体を濡らしたり、霧吹きで水を掛けたり、お友だち同士で水を掛け合ったり、冷たさや楽しさを沢山共有します。

「冷たいね」「気持ちいいね」「楽しいね」そんな声がたくさん聴かれましたよ。

全身に水を浴びても平気な子ども達ですが、室内に入ると濡れている状態が不快なことに気が付き、楽しかった思いを受け止め、清潔にする心地良さを一緒に確かめながら着替えをしています。

 

 

《そら組さん》

これまでの水遊びの経験や、生活の中で獲得した知恵を遺憾なく発揮しています。自分で考え、口の小さい容器に水を入れたい時には漏斗を使ってみたり、様々な方法で水を移し替えるなど、道具を使って試行錯誤しながら遊ぶ姿が増えてきました。

ハンカチを使い水に濡らし絞るなど、普段はあまり使わない手の動きを体験できたと思います。また、氷や色水といった素材も組み合わせ実験を楽しみました。

氷の冷たさを手で感じ、溶けて消えていく様子を観察したり、色水では、様々な色をおたまで混ぜたり、容器に入れたりしながら色の変化や、容器の色によって見え方が違うことなど、様々なことに気が付いているようです。

大人もその場に寄り添い、「溶けて小さくなったね」「色が変わったね」「どうなるかな?」と、発見や疑問を共有しています。

「どうして?」「なんだろう?」と五感で受け取った不思議や疑問を、身近な大人と考察していきながら、様々な経験を通して学びを深めていきます。

 

今年の夏も暑さが厳しく、安全に配慮して水遊びは室内で行うなど工夫が必要な活動となりました。

水遊びを通して、体が濡れる感覚や水の感触を知ることや、各年齢ごとに様々な経験を獲得することができました。夏ならではの遊びを十分に楽しむことができたと思います。

水遊びの準備や健康カードの記入など、ご協力いただきありがとうございました。