2024.08.28
抱き人形
各クラス抱き人形との関わりの様子をお伝えします。一人一体ずつ抱き人形の赤ちゃんがいます。子ども達が赤ちゃんと一緒に遊べるように、各クラス自分の赤ちゃんがいます。大人から心地よい経験した事を遊びの中に取り入れたり、大人から受けた愛情を赤ちゃんにも同じように接する事で『自分は大切にされている』という想いを抱くように取り入れています。
ほし組では保育者の模倣もするようになり、保育者が素材を赤ちゃんの口に当てているのをみて、同じように素材を持ち赤ちゃんの口に当てて『まんまん』と喃語にして模倣を楽しむ姿も見られましたよ。
料理の模倣や、食べる事の模倣も多く見られるようになり、食への意欲の高さが表れています。また、安心する大人が道具を使うことで、子どもたちも道具を使おうと試行錯誤しています。そして大人が道具の使い方を丁寧に伝えることで、道具に魅力を感じて模倣しています。
つき組では、見立て遊びの中に取り入れる姿が見られます。日々経験した事を遊びの中に取り入れ、おままごとでは『んまんま』と言いながら素材を食材に見立て、赤ちゃんの口に当ててお世話しています。
病院の先生になりきって『チクン!』と注射をしたり『ピピピ』と毎日行っている体温計を想い出し、赤ちゃんのお熱も測っています。素材をお薬に見立ておでこや身体に塗る姿もみられます。午睡前には自分の赤ちゃんもコットに持っていき、一緒に入眠しています。
そら組では赤ちゃんも一緒にごっこ遊びをする姿も見られます。髪の毛をとかしてあげたり時には『シャンプーしますよ~』髪の毛をゴシゴシ洗う姿も見られます。自分の帽子を被せぎゅ~って抱きしめたり『〇〇ちゃんの赤ちゃん』と大切にする姿も見られ、お家に実際に連れて帰るお子さんもいます。
午睡前にも赤ちゃんを連れてきて、同じ布団の中に入れたり隣に寝かせる姿も見られます。
赤ちゃんと一緒にいる事で、日々の生活の中で心地良い経験した事を、遊びの中に取り入れる事に繋がります。保育者が子ども達にとって、模倣となる遊びをしていけるように、遊びの保障や遊びの展開に繋げていきたいと思います。