2024.08.19
8月の室内装飾
毎日暑い日が続いていますが、子どもたちも暑さに負けず元気に過ごしています!
8月の室内装飾は精霊馬とホオズキを飾りました。
精霊馬“とはお盆の時期に飾られる、ご先祖様を迎えたり、送るったりするための乗り物のことです。
“馬”という名称が用いられていますが、キュウリは馬、ナスは牛をそれぞれ表現しています。
「馬は、ご先祖様の霊が帰ってくるときは早く家に帰ってきてもらうため。牛は、帰るときにはお供え物をもって、ゆっくりと景色を楽しみつつ帰ってほしいため」という願いが込められています。地方によっては、逆に「ナスの牛でゆっくり丁寧にお迎えし、キュウリの馬で早く休んでほしい」という意味もあるようです。
亡くなってしまったご先祖様と少しでも同じ時間を過ごしたいという想いが、馬と牛をお供えする風習を生んだのです。
また、ホオズキは、
ご先祖様が帰って来られる際、墓地から盆提灯や高灯籠などを辿って来られますが、最後は仏壇に飾ったほおずきが目印になるそうです。
中が空洞になっていることから、お盆の間ご先祖様が中に宿って過ごすとも言われているそうです。
実際にホオズキに触れてみました。
にじ組さんの子どもたちは花を開き中に実が入っていることに驚く子の姿も見られましたよ!