2024.08.24
旬の食材に触れる
おやつで食べるとうもろこしの皮むきを手伝ってもらいました。
各クラスに様子をお伝えしたいと思います。
<ほし組>
とうもろこしを持って来ると”なんだろう”と興味津々で近づき、触れたり保育者と一緒に引っ張ってみたりする様子が見られました。
触れているうちにとうもろこしのひげに気が付き不安を感じたようで後ずさりする子も。そのあとは他児が触れている姿を少し離れて見守っていましたよ。
<つき組>
図鑑でとうもろこしのページを開いておくと見比べながら「とうもろこしだ!」と嬉しそうに触れるつき組さん。保育者に持ってもらいながら、剥けるところから順番に剥いていきます。とうもろこしのひげの部分も剥けることを伝えると、皮とは違う感触に表情が変わる子もいました。
全部剥き終え、保育者が「どうぞしに行く?」と尋ねると、調理さんに満足な表情を浮かべながら渡していましたよ。
<そら組>
1人でやりたい気持ちもありどんどん皮を剥いていきますが、固かったりと難しいところは「手伝って」と保育者に助けを求めるそら組さん。
保育者の手伝いもありキレイに剥くことができると、嬉しそうに「できた」と調理さんへと渡していましたよ。
「みんなが剥いてくれたとうもろこしおやつに出るんだよ」とやりとりをすると「なんで?」と疑問に思う子もいましたが、やりとりをするうちに理解して楽しみにする姿へと変わっていきました。
別日に、夏祭りで展示していたすいかが余っていたのでみんなで観察をしました。
各クラス観察の仕方に違いがあり面白かったです。
<ほし組>
叩いたり転がしてみたりと”これはなんだろう”といった表情を浮かべながら興味津々に近づき触れていました。
コロコロと転がっていくスイカに面白さを感じ笑顔が見れられたりスイカを追いかけてみたりと、スイカの形や動きに関心があるようでした。
<つき組>
「スイカだよ」と保育者が持って来ると興味津々のつき組さんです。叩いたり転がしたり持ちあげようとする中で、スイカの硬さ、重量なども実際に経験することで感じ取っていきます。スイカが入っていたネットも一緒に持っていくと、スイカに被せたりと親しむ様子が見られました。
そら組さんへと持っていくと名残惜しそうにしていた子どもたちでしたが、ドア越しにそら組さんがスイカを割る様子を見れて割れた中身も触れることができ、とても満足そうな表情を浮かべていましたよ。
<そら組>
最初は持ってみたり転がして確かめるそら組さん。次は包丁を持ってきて切ろうとしますが固くて切れず…
保育者が「棒を使ってみる?」と提案すると、廃材で置いていたラップ芯を持ってきてみんなで叩いてみます。しばらく叩いているとスイカの汁が出てきたことに気が付き子どもたちは大興奮。
ある程度割れたところで保育者が割ってみると「うわ~!やった~!」と歓声があがりました。
割れた後はスイカの種を取ったり中身を包丁でつついたりして思う存分楽しんでいましたよ。
五感を使って食材に親しむことで、食材そのものや食への意欲・関心につなげられればと思っています。
子どもたちが予想以上に興味を持って関わってくれたので、できそうな日は下処理を一緒にやってみたり、下処理する調理さんの様子を一緒に見学する時間を設けてみようかなと思います。
ぜひ、ご家庭でも食育の一環として、一緒に食材に触れる機会を作ってみてはいかがでしょうか。