2024.08.13
8月の装飾と色氷遊び
今週は8月の室内装飾と色氷遊びの様子について紹介します。
8月の室内装飾のテーマはお盆です。
お盆は旧暦の7月15日を中心に行われる先祖供養の儀式で、先祖の霊があの世から帰ってきて、家族と共にひとときを過ごし、再びあの世に帰っていく、という日本古来の祖霊信仰と仏教が結びついてできた行事です。
精霊馬や精霊牛は、お盆の時期に故人やご先祖様の乗り物として利用することを想定して作られています。きゅうりは足が速い馬で、なすが足の遅い牛とされています。あの世からこの世に故人やご先祖様が移動する時は精霊馬で早くこの世に来てもらいます。逆にあの世に戻る時には、精霊牛でゆっくり風景などを楽しみながら帰ってもらう、多くのお供え物を持つためにという意味があります。
装飾:精霊牛、精霊馬
色氷遊びをしました。赤、黄、青、緑の四色の氷を触りました。夏祭りでも触っているので自ら手を伸ばし触れる姿が見られました。
氷に触れると「冷たい」と、氷の冷たさを感じ言葉で伝える姿が見られました。段々と言葉と意味が繋がってきているように感じます。ほっぺに氷をくっつけて、冷たさを気持ち良さそうに味わっています。色氷なのでくっつけたほっぺや体に様々な色がついていて、全身で遊びを楽しんだ様子が見られます。
画用紙を一人ずつに渡すと、クレヨンのように氷を持って絵を描き始めていました。
また、氷を沢山、画用紙の上に並べる姿や、溶けた氷の水をひっくり返して絵を作るお友だちもいました。また、色がついた手を見て画用紙に手を付け、「ペタン」と画用紙に押す姿もあり、それぞれ個性的な絵ができました。
保育者やお友だちと知っている色の名前を伝えながら楽しむ姿が見られました。
保育者が机等拭き始めたことに気が付くと、自ら保育者の模倣をして、タオルでテーブルを拭いてくれました。大人の姿をよく見ていることが感じ取れます。
今後も夏らしい遊びを取り入れ、楽しんでいきたいと思います。