2024.08.14
色水遊び
今回は色水遊びについてお伝えします。
猛暑日が続き、園庭に出ることが難しい日々が続いていますが、少しでも夏ならではの遊びができるよう、室内で色水遊びをしています。
色が出るアサガオの花やおしろい花を子どもたちに渡すと、「ピンクだ!」「これアサガオ?」と自分なりの気づきを保育者に伝える姿がありました。この花に水を入れると色が出てくることを伝えると「やりたい!」「○○ちゃんも!」とやる気満々で椅子に座ります。
花と水が入ったビニール袋を揉むと色が出ててくることを伝えると、それを受け取り、揉み始めました。ビニール袋からカサカサと音が鳴ったり、ビニール袋ごしの水の感触に気付き、それが面白くて笑顔で保育者の顔を見ます。保育者が「そうだね、面白いね」と受け止めると、満足そうな表情になり、集中して揉み始めます。ビニール袋があたたかくなるまで揉み続ける子もいました。
コップに色水を出してみると、「わあ!」と笑顔で歓声をあげ、色水を2つのコップに交互に入れていました。とても集中しており、1時間程やり続ける子もいました。
そら組さんが「使っていい?」と、フライパンやおたまで料理をし始める姿を見て、つき組さんも「○○ちゃんも!」「これにする」と道具を自分で選び、料理を始めました。
見立て遊びが上手なそら組さんの中には、「バターを入れましょうね~♪」と、黄色の色水をバターに見立てて料理をする姿もあり、とてもかわいらしく、印象的でした。
「はい、できたよ!ぶどうジュース!」と完成したものを保育者に渡す姿もありました。
遊びの幅が広がるかと思い、泡も足してみました。
つき組さんは泡を手で握ってみたり、腕につけてゴシゴシ洗ってみたりと、泡の感触を楽しんでいました。泡をレンゲですくって色水に入れてみると、色が変わる色と変わらない色があり、保育者に「色変わったね」と声を掛けられると、不思議そうにその色水を観察したり、「オレンジになった」と自分なりの言葉で色の変化を伝えてくれました。また、変化した色を見て「ピンクがいい」と、元の色に戻そうと様々な色を足して試行錯誤する姿が印象的でした。
そら組さんは色水と泡を合わせると色が変わることにすぐ気がつき、「次は何色になるかな?」「ピンクがいいな」「あれ?青になったよ?」と色の変化を楽しんでいました。「次は赤にしたいな」等自分の好きな色をつくろうと様々な色を足して試行錯誤をしていましたよ。
色水や泡の感触を楽しむ姿から、道具を使って試行錯誤する姿に変わってきています。
これからもより遊びに満足し、広がっていくように環境設定等考えていきます!