2024.08.03
☆夏まつり☆
7月27日は保育園の夏まつりが開催されました。
保育園では、日々の生活の中で子ども達の育ちや発達を保障する遊びの環境を設定しています。それは大人が正解を示すようなものではなく、子ども達が自分で考えたり、気づいたり、五感を使って『観察』『実験』『研究』ができるものです。実際にどのように過ごしているのか、『夏祭り』という少し特別な1日の中で子ども達の姿を見て頂き、ご家族で一緒に楽しんで頂けたらと思い様々なコーナーを設定しました。
〈生き物観察コーナー〉
実際に保育者が採集した昆虫の観察コーナーを設けました。子ども達が普段親しみを持っているダンゴムシや、初めて見るバッタ、クワガタムシ、セミの抜け殻など興味津々な様子でしたね。普段はなかなか触れることや観察することがない生き物に、少しドキドキしながらも大人も一緒に関わろうとする姿も印象的でした。
〈海の生き物製作コーナー〉
スタンプや手や指を使って絵具で遊んだあとは保護者の方の手を加えていただき、素敵なお魚や海の生き物に大変身!『こんなアイディアがあるんだ・・!!』と自由で楽しい発想や、大人と子どもの共同作業にワクワクするコーナーとなりました。出来上がったものは、大きな水槽に見立てた窓ガラスに貼って飾りました。
〈様々な素材に触れる感触遊びコーナー〉
食紅で色付けした小麦粉粘土コーナーでは、実際に触れて感触を楽しむ姿が見られていました。片栗粉が混ざっているものとそうではないものとの違いも楽しめていたのかなと感じています。「びよーん!」と両手で引っ張って伸ばして遊ぶ子もいましたよ。
他にも、水に触れたり絵具に触れたり、様々な感触を五感を働かせて感じ取っていました。「冷たい」「気持ちいい」「ぐにゅぐにゅ~」など色々な呟きが聞こえてきました。
扉を開けて出てくる夏ならではの食材クイズや、箱の中身はなんでしょうボックスなど、本物の野菜や果物に触れるコーナーも子ども達のお気に入りでした。
〈展示コーナー〉
水遊びや絵具遊びなど保育園での子ども達の様子を写真で展示しました。「〇〇ちゃんいた!」と自分の名前やお友だちの名前を呼ぶ姿がありました。『誰の足か分かるかな?』の写真クイズではお子さんの足を見事当てる保護者の方が多く自然と笑い声や笑顔が溢れていましたね。
お土産のヨーヨー釣りではお祭りの雰囲気を味わっていただけたと感じています。
保育園での夏祭りはいかがでしたでしょうか?もしかすると一般的なお祭りとは少し違った印象があったかもしれません。子ども達が保護者の方と五感を使って楽しんでいただけたらという思いで考えました。
実際に昆虫採集や飼育をしたり、夏祭りの準備を進めていく中で新しい発見があったり、子ども達に喜んで欲しい気持ちがどんどん膨らんでいきました。当日は沢山の笑顔と満足そうな表情を見ることができ、私たちも元気と笑顔をもらいました。子ども達はもちろん、ご家族の方にとっても楽しい夏の思い出になっていたら嬉しく思います。
夏祭りに参加していただきありがとうございました。