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2024.07.05

朝顔のお世話【つき組】

つき組では5月下旬ごろに朝顔の種まきをしました。今週は、つき組の子どもたちが綺麗な花が咲くことを楽しみにしながら朝顔のお世話をしている姿についてお伝えします。

 

種まきをする前に朝顔の種を観察する機会を設けました。保育者が「お花の赤ちゃん、種だよ」と伝えていくと、「たーね」と小さい声と優しい表情で観察していた子どもたち。”赤ちゃん”という言葉からそっと優しく触れていくものと考えたのかもしれません。

 

 

種を植える際には、図鑑と見比べる姿がありました。十分に観察をした後に種まきをしています。

土の入ったプランターを用意すると、保育者の姿を模倣して土に指で穴を開けています。

 

 

連日、保育者と朝顔についてやりとりを重ね、「水やりに行こう」と声を掛けられると、ロッカーから帽子を取り出して被り、期待を見せています。

戸外が暑い際は、屋内にプランターを用意して水やりを行っています。廃材のカップを使い、水道とプランターを往復しながら、「どーぞ」と朝顔に声を掛けながら水をあげている子どもたちです。

 

水をあげながら観察も夢中になって行うことで、成長し大きくなった葉の様子や手触りについてやりとりしたり、黄色い葉が複数あることに気づき指差しで伝えたりする姿が見られるようになっています。

 

 

また、プランターに植えた種とは別に、種に水を吸わせたものも用意をしてみました。発芽したことを子どもたちに伝え、一緒に観察をしていると、小さい種から葉が出ていることを不思議に感じたようでした。じっと見つめ「はっぱ」と呟くと、水を吸わせていない種と見比べる姿も見られています。

 

子どもたちと朝顔についてやりとりをしていきながら、朝顔の成長を楽しむだけでなく、様々な発見や気付き、疑問を保育者と共有していく喜びも経験していくことのできるように丁寧な関わりを引き続き行っていきたいと思います。

 

つき組の子どもたちは、ピンク色の朝顔が見たいようです。子どもたちの育てた朝顔はどんな色が咲くのか今から楽しみですね!