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2024.07.01

6月室内装飾『梅雨』

 

 

6月は室内装飾として『梅雨』をテーマにアジサイとトマトとてるてる坊主を飾りました。

 

〇アジサイ…水分がたくさん必要な紫陽花にとっては、梅雨は絶好の咲き時。雨の中美しく凛と咲く紫陽花は、梅雨の風物詩の一つとなっています。

 

〇トマト…梅雨の時期には、湿気が多く、体調を崩しやすい季節です。そのため、野菜をしっかりと摂取し免疫力を高めることが重要です。特に梅雨の時期には「解暑」として役立つ野菜があります。それがトマトです。(他にもなすやきゅうり等)トマトには、体内の余分な水分を排出する効果があるため、湿気を取り除く効果が期待できます。

 

〇てるてる坊主…平安時代に中国から伝わってきた風習で、ほうきを持った女の子に似せて作った紙人形が雨雲を払ってくれると言われています。でも、女の子ではなくなぜ日本では坊主と言っているかというと、お坊さん(憎侶)の方が、魔力が強く願いが叶いやすくなるから坊主と言われるようになりました。日本に伝わったのは、当初から太陽が照ることを祈るという意味で、「照る照る坊主」という呼び名です。

 

 

『きせつの図鑑』」を見ながら梅雨のお話しをしていると「雨の時は長靴あるよ!」「〇〇ちゃんも傘持ってるんだ~!」とやり取りが始まりました。「てるてる坊主は雨が降らないように飾る」というお話しもしてみましたが不思議そうな表情の子ども達でした。子ども達にとっては、雨も楽しいものなのかもしれませんね。

やり取りの中でてるてる坊主に興味を持った子ども達。一緒にてるてる坊主を作ってみることにしました。「お目目と、お鼻と、口!」とペンで表情も書いて完成です。

「できた!!」と満足そうな表情が見られていました。「ここに飾ろう」と保育者と場所を決めて飾りました。「これは〇〇ちゃんで、こっちは〇〇ちゃん!先生のもあるよ」と他の保育者や保護者の方にも紹介していましたよ。

 

観察の様子です。

本物のアジサイやトマトに目を輝かせながら観察していますね。お散歩の道中で見つけたアジサイと結びついたのでしょうか。いつも食べているトマトを思い出し「トマト好きだよ~」とお話しする子もいましたよ。触れてみて分かる感触や匂いなど五感を使って感じ取っている様子でした。

 

てるてる坊主の表情にも注目しながら見つめています。図鑑にてるてる坊主を見つけ、「いっしょ!いっしょ!」と指を差して伝えていました。

 

6月10日は『梅雨のあじさい献立』で、あじさいゼリーの提供がありました。触れるとぷるぷるとしていて面白かったようで感触も感じながら美味しそうに食べていました。

目で見たり、実際に触れたり、食を通じて感じたり・・・この時期ならではのものに関わることができる機会を大切に過ごしていきたいと思っています。