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2024.06.26

6月室内装飾「梅雨」

「梅雨」という言葉は江戸時代に日本へ伝わりました。その頃から日本では「つゆ」と呼ばれるようになったのです。この「つゆ」という呼び方は「雨の露」や梅の実が熟して潰れる時期から「潰ゆ(つゆ)」など、それらの言葉から連想して呼ばれるようになりました。

あじさい、梅の実。かたつむり、カエル(折り紙)を観察しました。各クラスの様子をお伝えしたいと思います。

 

<ほし組>

保育者が持ってきたあじさい、梅の実が目に止まると興味津々に優しく触ってみたり握ってみたりと触れていました。あじさいが揺れると同時に「びよーん」と保育者が言葉で表現すると面白かったようで保育者の目を見合わせ笑顔になりやりとりを楽しみました。

 

梅の実は握ってみたり両手に梅の実を持つとトントンしたり転がしたりと感触を楽しむ様子もありましたよ。

 

 

<つき組>

あじさいをつまんで取ってみたり叩いて揺らしてみたり、折り紙のかたつむりがお気に入りで大事に手に持つ子もいました。観察を終えそら組へ持っていきしばらくすると、そら組のロッカーの上に置いてあった花瓶を指差し、まだ見たかったことを伝える姿もありました。

 

梅の実は送迎時に保護者の方と観察をする姿も。観察をしていると「口へ持っていこうとしていました」とお話を聞きました。美味しそうな匂いを感じ思わず食べたくなったのでしょうね。

包丁で切ろうと挑戦しますが固くて切れず…いざ中身が見えたりにおいを嗅ぐとあまり嗅いだことのない匂いに表情が変わる姿もありました。子どもたちの手のひらの体温でふにゃふにゃになるまで大切に握ったり持てる分だけ持ち、手から落ちて転がっていくと追いかけて手に取ってを繰り返し感触を確かめていましたよ。

 

 

 

<そら組>

他のクラスが観察をしているのを見ると”早く見たい”という気持ちでドアや窓から観察をしているクラスを覗いていました。あじさいをよーく観察すると緑の実の部分を見つけ「ブロッコリー」と言葉に出す子も。大人が気づかなかったり思ってもいない表現で想像力豊かだなと驚かされました。

あじさいを花瓶から取ると「あめあめふれふれ♪」と傘に見立てる姿もありました。

 

梅の実の観察では図鑑を見て「これと一緒だね」と見比べてみたり包丁を持ってきて切る子もいれば、大切に持つ子と様々でした。包丁で切ると更に匂いが強くなり匂いを嗅いで楽しむ子もいましたよ。

 

視覚、触覚、嗅覚など、五感をたっぷり使って観察した子どもたちでした。