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2024.06.26

6月の装飾

今週は今月の装飾について紹介します。

今月は夏至をテーマに季節の野菜のとうもろこしとズッキーニを装飾しました。

 

夏至とは、1年の中で太陽がもっとも北に来て、昼の時間が長くなる期間のことです。「夏」に「至る」という名前が示すように、夏至を過ぎると「本格的な夏が来る」と考えられています。日本の一部の地域では夏至に合わせたイベントとして、夏至祭を開催しています。また、夏至には全国的に知られる行事食が少ないものの、一部の地域には特別な食べ物を食べる習慣があります。

〇タコ(関西)

関西地方では、夏至から半夏生の時期にかけて、「タコの足の吸盤のように稲がしっかり根つくように」という思いを込め、タコ飯が食べられています。

〇水無月(京都)

水無月は、ういろうの上に小豆を乗せて、三角形に切ってある和菓子です。京都では、6月30日に水無月を食べて、残りの半年の無病息災を願います。

〇小麦餅・半夏生餅(関東・奈良)

関東地方の一部や奈良には、小麦ともち米を半分ずつ混ぜてつき、きな粉をまぶした餅を夏至に食べる習慣があります。

栄養豊かな旬の食べ物を食べて、これから迎える暑い夏を乗り切りましょう。

 

各クラスでは、6月の装飾に触れてみました。つき組では、保育者が興味をもっていたとうもろこしやズッキーニを保育室に持ってくると自然と集まる姿が見られました。気になるものに手を伸ばして自ら触れる姿がありました。それぞれ名前を伝えると不思議そうに見つめていました。「においするかな?」と尋ねると、鼻に近づけて匂いを嗅ぐ様子もありました。

 

とうもろこしの皮を剥いてみると、子ども達も引っ張って一緒に剝いてくれました。黄色の粒が見えると、とうもろこしだと分かったようで嬉しそうに「コーン」と、言って粒を触る姿が見られました。

とうもろこしの髭も気になるようで髭にも触っていました。気になるものをじっくり観察する子ども達でした。

 

 

 

 

 

触った後は、保育者と食べ物図鑑を見て、触れた物を探し指をさしていました。

 

そら組では、本物を見る前に図鑑でとうもろこしを探すところから始まりました。とうもろこしを見つけると、玄関に飾ってあったことを話し装飾に興味を持ってくれていることが伝わってきました。

 

 

 

 

 

とうもろこしやズッキーニを持って保育者がお部屋に入ると、嬉しそうな声が聞こえてきました。実際に野菜を触れると、ズッキーニはコロコロと転がしてみたり、断面図を触って「ツルツル」と、言葉に出したり、とうもろこしを取ってみたりしていました。また、とうもろこしの匂いを嗅いで「甘いねー」と、言葉にしていました。とうもろこしを剥く姿もありました。葉っぱの部分にも興味を示し、「フッサ、フッサー」と、言って表現していました。

 

季節の野菜に沢山触れることができ、子どもたちの興味が広がったように感じます。給食に、とうもろこしや野菜が出る日が楽しみですね。