2024.06.12
6月玄関装飾
戸外遊びで公園へ行くと梅が実っていたりしており、様々な花や虫を観察して季節の変化を子どもたちと一緒に感じています。
今月は”入梅”にちなみ、季節の野菜と紫陽花を飾りました。
入梅は梅雨に入ったばかりの6/11~6/22頃の夏至に入るまでの時期をさします。
春から夏への移り変わりの季節で、梅、そら豆、みょうが等が旬を迎え親しまれています。
・梅…夏バテ防止に効果があり、クエン酸やカリウムが豊富に含まれています。
・そら豆…タンパク質やカリウム、ビタミンCが含まれ、むくみ改善や食欲アップ等につながります。
・みょうが…むくみ解消、血流を促進する効果があります。
梅やみょうがを近づけると、手を伸ばして感触を確かめるように握っていましたよ。
「良い香りがするよ」と声をかけて一緒に香りを嗅いでみました。
梅の実やそら豆を手にすると大喜びの子どもたち。
梅の実は戸外遊びの際、バケツやコップに集めていたりとなじみのある食材です。
「これなんだ?」と聞くと、「うめちゃーん!」「もも!」と元気よく言っていましたよ。
そら豆は房から取り出し、さらに硬い皮を一生懸命むいたり、
図鑑に載っているものと見比べる様子もありました。
みょうがは1枚1枚皮をむき、「楽しい!」と言って笑顔をみせていましたよ。
梅やそら豆を手に取ると「おいしそう!」と言っていました。
そら豆の皮むきでは、「先生やって」と手伝いを求めていましたが、先生と一緒に剥いてみると自分でもやってみようとする姿がありました。
「これ食べられるの?」と尋ねたり、「梅干し食べたことある?」「あるよ!」等と保育者とやりとりをしながら食材への理解を深めていました。
「においした!」「かたい」と五感での感覚を表現したり、「中はどうなっているの?」と考えながら観察していましたよ。
玄関に、梅の良い香りが充満していましたね。
この時期が旬の食べ物にはカリウムやビタミン類など、夏バテを防止できる栄養素が豊富に含まれています。
積極的に取り入れて暑い夏を乗り越えたいですね。