2024.06.07
戸外あそび【つき組】
「お散歩行こうかな?」のつぶやきを聞くと、ロッカーへ帽子を取りに行き準備をしている子どもたち。
道中では、近隣のお家の花やいちごを観察し、「赤くなってきた!」「ピンクだね」「なんの花だろう?」と話しながら歩いています。
近所の方に会うと「おはようございます。」と言ってお辞儀をしたり、バイバイ!と手を振って交流を深めている姿もみられますよ。
公園に梅の実がなっていて、「なんか大きくなってる!」と変化に気づき教えてくれます。
保育者は、「本当だね。昨日と違うね!」と応え、気づきに共感し関わっています。
砂場では水を入れ池を作ると、シャベルで泥をかき出したり、砂で埋めてみたり直接座って水の温度や感触を全身で味わっています。
砂や水遊びが大好きな子どもたちです。
コップにたんぽぽや梅の実、イチョウの葉等自然物を入れ、ぷかぷか浮かぶ様子を観察していることもありますよ。
他クラスの子と、「もーいいかい?」「まーだだよ」のやりとりをしながらかくれんぼをしています。
まだルールは理解できていないのですが、子どもたちのかわいらしいやりとりが繰り広げられていますよ。
暑くなってきて、てんとう虫、だんご虫、ミミズ等、虫もたくさん発見できるようになりました。
捕まえると「みてみて~!」と嬉しそうです。
公園の探索がひと段落つくと丘の上にあるベンチへ行き「ちょっとやすもっか?」と言って水分補給をしながら休憩している様子もあります。
帰園前に保育者が玩具の片づけを行っていると「どうぞ」と言って片づけに参加している子もいますよ。
乳幼児期は五感の発達が著しく、自然に触れることでその感覚が研ぎ澄まされ育まれていきます。
たくさんの驚きや発見に出会い、指さしや喃語、言葉で伝えてくれる子どもたち。
不思議さや感動など、子どもが感じている世界にお邪魔をし、一緒に感じとる時間を大切にしていきたいと思います。