NEWS

お知らせ

View More

2024.06.07

【つき組】一日の様子

新しいお友だちも増えさらに賑やかになってから一か月が経ちました。つき組の様子をお伝えしたいと思います。

 

気になる玩具を手に取ったり保育者と一緒におままごとをするなど集中して遊ぶ様子も見られますが、初めての場所や人に不安を感じ、お父さんお母さんを思い出して泣く姿もあります。そんな不安な気持ちを受け止め、その子に合わせてゆっくり寄り添っていく関りを積み重ねてきたことで、最近は不安な時は保育者の元へと行き、身振り手振りや声を発して伝えてきてくれるように。保育者が子どもたちの安心できる安全基地になってきたようです。

 

新しいお友だちも増える中、”見てほしい”という気持ちから机や棚にのぼってみたりと保育者の反応を見る姿も見られています。視線を合わせ”見ているよ”と伝えることで見てくれている安心感から好きな遊びを行っています。また、危険が伴いそうな場面では、危ない理由を添えてそっと降ろしたり、他の遊びへ興味を持てるように声を掛けたり遊べる環境を整えて様子を見ています。

フェルト玩具を器に移し替えたりフライパンで炒めたり…自分の興味のある遊びを見つけ、じっくり遊びこむ姿も増えてきました。その中で、保育者のしている事やお友だちのしていること、持っている物に興味を持って手をのばす姿も増えています。成長に合わせて”ここにあるものはすべて自分の物”の時期になってきますので、お友だちとのトラブルや葛藤場面にならないよう同じ玩具の数を増やしてすぐ渡せるようにしたり、保育者がそれぞれの遊びのスペースを確保できるように環境を整えるなどして遊びを保障しています。

”自分の遊んでいる物や場所が守られている”という安心感が生まれると、表情も和らいで遊びを再開していますよ。お友だちや保育者と一日通して心地よく過ごせるよう、見守っていきたいと思います。

 

保育者の言葉が少しずつ理解できるようにもなり、「ご飯の準備しようかな、手を洗おうか」の声掛けに水道へ向かい手を洗ったり、椅子に座って給食を楽しみにしている姿もあります。

手を洗う際は”自分でやりたい”という気持ちも見られ、満足するまで手を洗う子もいます。「きれいになったね」と寄り添う声掛けをすると笑顔がこ見られます。寄り添ってもらう心地よさを感じて笑顔になった時の表情はとても癒されます。

「おいしいね、○○入っているね」等保育者の言葉に”おいしい!”顔をしたり、「にんじん!」と入っていたものを見せてくれたりと、保育者とのやりとりを楽しみながら保育園でも意欲的に食べていますよ。引き続き食べ物に興味が持てるような関わりを心掛け、ご飯の時間が楽しいと感じてくれたらいいなと思っています。

 

保育者の関わりだけではなく、普段からの保護者の皆様の関わりもあり様々な物へ興味を持ったりやってみようとする姿へと繋がっているのだと感じます。保育園と家庭での生活が同じように過ごせるように引き続き送迎時に保育園での姿を共有したりお伝えしていきたいと思っています。