ある日、職員玄関のドアの隙間にキリギリスがいました。バッタは公園や園のプランターなどに来ることはありますが、

キリギリスはなかなか見られないと思い、各クラス観察してもらうことにしました。

ほし組では、園で初めての昆虫との出会いです。動くキリギリスに「何だろう？」と疑問の表情を浮かべていました。

また、真剣な眼差しで虫かごを覗く姿がありました。

　　虫かごの外から触れようとする姿も見られました。

つき組では、虫かごを持ちキリギリスを探してみたり、少し遠くから虫かごを覗いたりと

興味はそれぞれな様子でした。

そら組では「バッタかな？」「緑色だね」などとやり取りしながら、観察をしていました。

身近な生き物に対する「見たい、触ってみたい」という欲求から、更に「この生き物のことをもっと知りたい」という

好奇心へと高まっていきます。しかし、生き物をまだどう扱っていいのか分からない時期でもあります。

私たち大人が、生き物へ畏敬の念を持って、身近にいる様々な生き物や植物の生きる姿を尊重していくことが重要になります。

子どもの興味や好奇心を育めるよう、今後も多くの生き物に関わる経験を設け、生き物との関わりを具体的に実践的に伝えていきたいと思います。