2024.04.16
4月玄関装飾
暖かい日が多くなり、春になったのだと感じますね。
今月は、四月の暦である”清明”にちなみ、季節の花と山菜を飾りました。
清明とは、万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という言葉を訳した季語です。
木々の若葉が一斉に芽吹き、やわらかな春風と明るい日差しに万物が清らかに明るく感じられる季節を表しています。
山菜は、山野や水辺、里山などに自生する食用にできる植物をさします。
一年を通じて四季折々の山菜が収穫されますが、中でも春は山菜の種類が豊富です。
今回は、ふきのとう と たらの芽を飾りました。
「きれいだね」と言ってお花を近づけると手を伸ばそうとしていました。
山菜も、保育者と一緒に香りをかいでみました。山菜をじーっと見つめたり、
保育者の語り掛けに耳をかたむけているようでしたよ。
植物やお花が大好きなつき組の子どもたち。
「お花みようかな?」という保育者のつぶやきを聞くと「お花!」「みたい!」「やった~!」と
大喜びでした。ふきのとうを手に取り、「はっぱ」「ふわふわ」「き(木)」と感じたことを伝えていました。
お花に触れると「ピンクだね~」「ちいさい」「においする」と香りを嗅いでる様子もみられ、皆が興味津々で観察していましたよ。
山菜を見ると「これなあに?」と不思議そうにしている子どもたち。
天ぷらにしたりして食べられることを伝えると「食べられるの?!」と驚いていました。
図鑑を開いて実物と見比べてじっくり観察をしていました。
たらの芽をさいてみたり、ふきのとうの一部分が小さな花になっていることに気がつき
嬉しそうに伝えてくれる姿もありましたよ。
4月は大人も子どもも新しい環境で不安になったり疲れもでやすいですが、春の澄んだ空気を思いっきり吸って
リフレッシュしていきたいですね。
戸外遊びでは、子どもたちと一緒に春の発見を楽しんでいきたいと思います。