2024.04.15
【ほし組】一日のようす
初めての環境、保育者に少しずつ慣れてきたほし組での一日の様子をお伝えしたいと思います。
「ここはどこだろう」「この人誰だろう」と保護者の方と離れ不安でいっぱいのスタートでしたが、約2週間で「ねむい」「おなかすいた」「不安」等の気持ちを保育者が汲み取り心地よく満たしてもらう積み重ねで「ここは安心できる場所」「この人は大丈夫」と少しずつ感じているようです。
また関わりの中で安心すると気になる玩具を手に取り舐めて確かめたり体を動かす楽しさを感じながら部屋を端から端まで探索活動を活発に行っている姿が見られるようになりましたよ。
様々なことへの興味が出てくる中で不安に感じることもたくさんあり、不安に感じた時は泣いて訴えスキンシップをはかることで安心へと変わり再び保育者の存在を確認しながら過ごしています。引き続き安心できる環境の中過ごせるよう、ありのままの姿を受け止め丁寧に気持ちを満たしていきたいと思います。
保育園で初めての給食。口に入れることに不安を感じている様子が見られましたが、少しずつ安心を感じる保育者の抱っこで食べ始めました。口元にスプーンを持っていくとおそるおそる口を開け「おいしいね」「○○だよ」等の温かなやりとりを積み重ねると、次の日にはお椅子に座って食べてみたり、大きな口をあけて食べる姿が見られました。目を合わせながら「おいしいね」と声を掛けると足をバタバタさせたり笑顔も見られるようになりましたよ。
給食の準備をしているとご飯に気が付き机の方へ。最初は保育者の介助で食べていましたがお皿を目の前に置くと手を伸ばしてごはんに触れて確かめている姿が見られました。手でつまみやすいようにスプーンに野菜を乗せて手の方へ持っていくと野菜をつまみ、口へ運んで食べられるとそのあとも一生懸命手でつまんで食べていました。お皿が空っぽになると”もっと食べたい”のように「あーあー」と声を上げて表現していましたよ。
自分のタイミングで好きな物を食べる経験を積み重ねられるよう、手を伸ばせる環境を整え見守りたいと思います。