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2024.04.16

4月室内装飾【清明・穀雨】

今週は室内装飾“清明・穀雨”について紹介します。

 

清明は、二十四節気の一つでその名の通り、万物が清々しく生き生きとした様子を表しています。春の柔らかな陽光を受けて、桜の花などが明るく輝くこの時期は、1年のうちでも特に華やかです。穀雨は、二十四節気の一つで春を表す最後の節気となります。この時期に降る雨は「百穀春雨」とも言われ、農作物にとっては恵みの雨となります。そのため、昔は穀雨に合わせて田植えや種まきをし、稲などが育ってきた時期に雨が降って大きく育つと言われていました。

玄関には【新じゃが・蕗・タラの芽】を飾りました。

ほし組では、保育者が装飾を子どもたちのそばに置くと興味を示し、手を伸ばして触れたり、じっと見つめる姿がありました。子どもたちの興味を受け止め、「気になるね。一緒に触ってみようか。」と言葉を掛け、一緒に野菜に触れ「じゃがいもは硬いね。」「蕗は長くてツルツルしているね。」等、触れた感触や感じたことを言葉で代弁して関わりました。今後も子どもたちが様々な物へと興味を持ち発見を楽しめるように、安心できる環境を整えていきたいと思います。

 

つき組では、子どもたちが新じゃが芋のゴツゴツとした感触や蕗やタラの芽の柔らかい感触に興味を示し、繰り返し感触を確かめる姿がありました。保育者も子どもたちと一緒に感触を確かめながら様子を言葉にして伝え、子どもたちの興味が深まるよう関わっていきました。

 

そら組では、散歩に出る際に装飾があることに気付き、手を伸ばして「触りたい!」と興味を示す姿が見られました。子どもたちの興味に寄り添い、じっくりと観察ができるよう子どもたちのそばへ装飾を置くと、新じゃが芋、タラの芽、蕗に順番に触れてみたり、匂いを嗅ぎ観察していました。子どもたちに「どんな感じだった?」と聞くと、「ふわふわしてる!」や「長いね!」「土みたいな匂いがする。」と感じたことを言葉にして伝える姿がありました。子どもたちの発見に共感しながら、新じゃが芋、タラの芽、蕗、1つ1つを分かり易く伝えていき、興味が深まるよう関わっていきました。