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2024.04.15

4月の室内装飾☆旬の春野菜に触れる

4月の室内装飾は旬の春野菜です。

☆新じゃがいも☆

収穫されてすぐに出荷されるじゃがいもの事。一般的なじゃがいもは収穫されたから貯蔵して熟成されます。水分を豊富に含み皮も薄いのが特徴です。普通のじゃがいもより香りが良いとされ、ビタミンCも多く含まれています。

☆新玉ねぎ☆

新じゃがいもと同様収穫してすぐに出荷した玉ねぎ。みずみずしくて柔らかく辛みが弱いので、生食に向いています。普通の玉ねぎは1カ月ほど風にあて乾燥させて出荷をしています。

☆筍(タケノコ)☆

竹の地下茎から出てくる若い芽を筍(タケノコ)と呼びます。皮にはイノシシなどの動物に食べられないように中身を守る役割があります。背が伸びるにつれて皮が1枚1枚自然とはがれ落ち、全て落ちると竹になります。皮が全部落ちるまでに30日。タケノコは脱皮して竹になります。

 

子ども達は安全で活動しやすい環境での探索活動を通して、見る、聞く、触れる、嗅ぐ、味わうなどの感覚の働きを豊かにします。目に入ってくるものに対して、次々と興味を引かれ、身近な環境に対する興味が強くなっていきます。

園長先生が、展示してある旬の野菜を保育室に持ってきてくれました。子ども達は直ぐに野菜を囲むようにその場に座りどの子も野菜に手を伸ばします。じゃがいもを持つと「おもい」と感想が聞こえました。中でも玉ねぎは人気がありました。転がって逃げていかないように手で押さえながら薄い皮を1枚1枚めくることに一生懸命です。筍はその見た目に好奇心を持つ子どもと、少し戸惑いを見せる子どもと分かれました。実際触って見ると産毛の肌触りに驚きます。「ふさふさ?ざらざら?ちくちく?」子ども達は何を感じたのでしょう。筍の匂いも嗅いで見ると何とも言えない表情です。

筍の固い皮を力を入れて剥いて感触を楽しんでいる傍らで・・一人の子どもがじゃがいもを手にその場を離れます。おままごと用キッチンからまな板と包丁を取り出しじゃがいもをチョッキン!道具の使い方を知っていますね。お家でよく見ている光景なのでしょう。

給食ではスープに玉ねぎが、ポテトサラダにはじゃがいもが使用されていました。子ども達と「スープには玉ねぎが入っているね」「これは、じゃがいもだよ」と野菜に触れた経験と結ぶつくようなやりとりをしながら食事を楽しみました。食材に触れながら、旬のものを知り、食べてみることで、自然のめぐみや四季の変化を子どもと大人と一緒に感じられると良いですね。