2024.03.29
卒園おめでとうございます🌸
そら組になり、新しく2名のお友達が増え元気いっぱいの毎日を過ごしていましたね。
環境の変化に不安を感じていた子も、不快を快にする経験を重ね、気持ちに寄り添うことで
安心して過ごす姿がみられるようになりました。
積み木遊びでは、Yくんが家族で行った動物園を思い出し再現し作り始めたことをきっかけに、
今まであまり興味を示さなかった子も遊び始めるようになり、日々「こんな感じかな?」「いいね~!」等
子ども同士でもやりとりしながら作っています。
崩れてしまっても「もう1回やろう!」「大丈夫、大丈夫。」と気持ちを切り替え作り直す姿もありますよ。
最近のお気に入りは、お家作りです。「ここがお風呂」「こっちが寝る部屋」「1番上は遊ぶ部屋ね!」と
お部屋の紹介をしてくれます。10階建てのお家もあり、「高いのでエレベーターに乗ってください」との声もありました。
想像力豊かに作っているので、保育者が遊びを誘導してしまわないよう配慮しながら関わっています。
戸外遊びに行く際には、「〇〇ちゃん、誰と手を繋ぐ?」「一緒に行ってもいい?」等、子ども同士
伝え合う姿がみられるようになりました。
出発前や遊ぶ前には、交通ルールや公園内でのお約束事を一つ一つ確認し、見通しをもちながら行動できるよう関わっています。
身体を動かすことが大好きな子どもたち。伝統文化の一つである凧あげを行った時には、みんなが笑顔をみせ凧あげをしていました。
自然物を集めたり、バッタを見つけ虫かごにいれ飼育を行ったりもしましたね。
砂場玩具を使い終わったら水道の水で汚れを落とし片付ける姿もあります。
先日、Rちゃんが「先生、今日冬?」と聞いてきたので「今は春になってきたかな」と応えると「そっか!」と納得した表情をみせ
服の袖をまくっていることがありました。四季も感じられてきているのですね!
子どもたちの、なぜ?どうして?に寄り添い、一緒に考えるよう心掛けていきました。
おままごと遊びでは、「〇〇です。どうぞ~」と作った物をごちそうしてくれます。
保育者とのやりとりだけでなく、子ども同士やりとりをしながら遊ぶ姿も増えました。
赤ちゃん(人形)をお世話する姿は、まるでお母さんやお父さんのようです!
赤ちゃんに向ける表情も優しく、素敵ですよね。
感触遊びも好きな遊びの一つです。
「小麦粉やりたい!」「パン粉やりたい!」等、子どもたちがやりたい遊びを決めています。
乳幼児期の遊びは実験ともいわれていますが、水を加えてみたり
こねてみたりしている表情は真剣そのもので、本当に実験をしているようです。
紫キャベツの観察もしてみました。
キャベツをむき、その葉を細かくちぎって長い間集中していた子どもたち。
袋に水とキャベツを入れ、色水ができるかどうかの実験をし、「もみもみしたら色が出るかな?」「とんとんしたら出る?」等
試行錯誤していましたよ。
お楽しみ給食は、みんなの大好きな唐揚げにしました。
「わぁ!唐揚げだ!」と目をキラキラさせ手洗いをし食べていました。
「おいしいね!」「もっとたくさん食べたいな~」「おいしいから先生も早く食べた方がいいよ!」等
皆でおいしい!楽しい!空間を共有していきました。
様々な経験を通して心も身体も大きくたくましく成長した子どもたち。
愛着形成を構築し、子どもたちが安心感や満足感をもち過ごせるよう心掛けてきました。
卒園は寂しいですが、新しい場所でも子どもたち一人ひとりが様々な力を育てていき、
笑顔で楽しい毎日となるよう願っています。
保護者のみなさま、保育園の運営にご理解ご協力いただきまして、ありがとうございました。
またぜひ遊びにきてくださいね。