今週はそら組の１年間の様子を紹介します。

そら組では４月には自分のしたい遊びを見つけ集中して一人遊びを行う姿が多く見られましたが、次第にそばにいるお友だちに興味を持ち模倣したり「何してるの？」「一緒に遊ぼう！」と遊びに誘い場所を共有する姿も見られ、今では遊びのイメージを言葉でやりとりをしながら楽しむ姿が見られるようになりました。

時折、自分の思いを言葉で表現することが難しく葛藤する場面もありますが、保育者が十分に気持ちを受け止め代弁したり、必要に応じて言葉を補う関わりを繰り返し行っていく中で安心して自分の気持ちを表現する姿や相手の気持ちを知ろうとする姿も見られるようになりました。

お友だちと一緒に過ごしていく中で「楽しいね！」と笑い合ったり、涙を流すお友だちに気が付くと「どうしたの？」「大丈夫？」と優しく言葉を掛け、そばに行き寄り添うような姿もありました。

何事にも“自分でやりたい”という気持ちも芽生える中で着脱や衣類の支度も自分で着たい洋服を選んで袋に入れたり脱いだ後の衣類を畳んでみようとする姿も見られました。

また、秋に植えたチューリップの球根は子どもたちが毎日様子を確認し「もう芽が出たかな？」「明日には咲く？」と一緒に観察や水やりをしながら成長を見守り、開花を楽しみにしていました。強風や雪の日には子どもたちが窓からプランターを見て「大丈夫かな」と心配そうに様子を見ていました。そして先日、チューリップの花が咲きました。開花していることに気付くと「見て！咲いた！」「綺麗だね、可愛いね」とやりとりをしたり、手で花を作りながら保育者に咲いたことを伝える姿がありました。「綺麗だね」「こっちは赤い花が咲いたね」等、喜びを共感しながらチューリップを観察していきました。

様々な経験を通して子どもたちの成長に携わることができたことを嬉しく思います。本当にありがとうございました。

今後も子どもたちが安心し、楽しく健やかに成長していくことを願っております。

今後も様々な経験を重ねて成長していく子どもたちが楽しく豊かな毎日を過ごしていくことを願っています。

保育・運営へのご理解、ご協力をいただき誠にありがとうございました。