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2024.03.09

成長の様子(ほし組)

3月に入り、今年度も残りわずかとなりました。

今回は、ほし組さんの成長の様子をお伝えしたいと思います。

 

室内では、おままごとが盛んに見られるようになりました。

具材をフライパンやお皿に出し入れしたり、混ぜたりと、様々な動きを試しています。

また、他児の遊びにも興味を持ち、近づいたり模倣したりする姿も増えてきました。

1人1人のパーソナルスペースを十分に確保した上で、安全に遊べるように配慮しています。

絵本も大好きで、保育者の膝の上でゆったりと絵本を読み、

自分のペースで好きなページをめくりながら絵本に親しんでいます。

イラストを指差しや単語で表現したり、保育者を模倣して読んでいる子もいますよ。

その他にも、廃材を遊びに取り入れたり、クレヨンを用いて殴り書きをしたりと、

様々な素材や道具に触れる経験を重ねています。

廃材は、ちぎってみたり、玩具や時には自分の体を入れてみたりしながら、

物の仕組みに触れているほし組さんです。

 

戸外遊びも大好きなほし組さん。

大人が散歩の準備をしているのを見たり、大人の声掛けを聞いて、

自ら上着や帽子を取りに自分のロッカーへ行く姿もあります。

1日の生活に見通しが持てるようになってきている姿でもありますね。

戸外では、散歩車や手つなぎで外の空気を感じながら、

「わんわん」「葉っぱ」「電車」と発見した物を単語や指差しで教えてくれます。

保育者は1つ1つ穏やかな表情や仕草で応え、子ども達の表現を受け止めています。

また、体を自由に動かすことができるようになり、「まてまて」と全力でかけっこをしたり、

興味の赴くままに探索活動をする姿が盛んに見られていますよ。

 

食事では、1人1人の咀嚼や嚥下の発達に合わせ、後期食、完了食へと移行しています。

食事の前に手を洗う習慣も身に付き、食事の時間が近付くと自ら手洗いへ向かう姿が見られるようになりました。

発達に合った食具や椅子を用意して、安定して食事ができるよう環境を整えています。

月齢の高いお子さんは、少しずつ自分で食具を持って食べるようになってきました。

また、月齢の低いお子さんも、口を開けて食べたい気持ちを主張したり、

手掴みで意欲的に食べようとする姿も見られています。

1人1人のペースで食べ進められるよう丁寧に介助しながら、

お腹が満たされる心地良さが感じられるように配慮しています。

 

乳児期は、心身ともに発育・発達の著しい時期です。

そんな貴重な1年間を、子ども達と一緒に過ごすことができ、

近くで成長を感じられたことをとても嬉しく思っています。

今月は、新しいつき組のお部屋へ探索する機会を設け、少しずつ移行へ向けて準備をしています。

4月からは新しい環境に不安を見せる姿が予測されますが、

特定の保育者を安全基地として新しい環境に慣れていけるよう暖かく関わってまいりますので、

引き続きよろしくお願いいたします。