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2024.03.09

3月 室内装飾

3月3日はひな祭りでしたね。雛人形を飾ったご家庭もあるのではないでしょうか。

 

女の子の健やかな成長と健康を願う行事で『桃の節句』と呼ばれます。

元々、桃の節句では災いや厄を水に流し、身を清めるために人の形をした紙や人形が使われる『流し雛』が行なわれていました。時代の変化と共に、飾って楽しむ雛人形へと移行していきましたが、今でも厄除けとしての意味を持つといわれています。

 

 

今月の室内装飾では、雛人形を飾りました。

 

 

 

【ほし組】

保育者が雛人形を室内に準備すると、興味を示して近付く様子がありました。特に、雛人形の顔や頭の飾りに興味を持ったようで触れてみようとする姿があります。

 

指差しをしながら「かーいい(かわいい)」と装飾の華やかさを子どもたちなりの言葉で表現をしています。「きれいだね」「キラキラしているね」と保育者が代弁していくと、「きらら」と保育者の言葉を真似たり、”キラキラ”を手をひらひらと動かすことで表現する可愛らしい姿がありました。

 

 

灯りのついたぼんぼりを不思議そうにのぞき込む姿もありましたよ。

 

 

 

【つき組】

「お雛様とお内裏さまだよ」という保育者の言葉を聞くと、保育者の言葉を真似て繰り返し、つき組の子どもたちも興味津々で近付いて見ています。

 

 

お雛様が髪を結んでいるということに気付き「○○ちゃんと一緒!」と自分の髪の毛を触って、保育者と共有する様子もあります。また、お内裏様の烏帽子や刀に興味を持つ姿もあり、そっと手に取って観察をしていました。

 

 

つき組では、『おひなまつりのちらしずし』を保育者と一緒に読む中で、ちらしずしを再現しようと試行錯誤する姿もみられています。

ボウルやフェルト等、必要なものを考えながら、米を研いだり、野菜を切ったりと夢中で再現しています。普段から保護者の方が料理をする姿を見ているからこその姿ですね。「保育園でもちらしずし出るよ」と給食への期待に繋がるようなやりとりをしながら見守るようにしています。

 

 

 

【そら組】

玄関に飾ってあることに登園のときから気付いていたそら組の子どもたちは、「お雛様いつ見る?」と期待を見せています。

 

 

保育者とのやりとりで、大切に扱わなければならないということを知ると、優しく触れる様子があります。近くでじっくりと見る中で、お雛様が着物を沢山着ていることに気付き、何枚着ているのか数える姿もありましたよ。

 

 

また、お内裏様の刀やぼんぼりに興味を持つ姿を受けて、どのような場面で使うのかや昔の生活について分かりやすく伝えていくと、今の生活との違いに疑問や驚きを見せていた子どもたち。知識が深まる楽しさのもとで、日本の文化について理解していこうとする姿がありました。

 

 

 

3月1日の給食では、行事食でひなちらしが出ました。

 

 

「おいしいね」「しいたけが入っているね」と食材に興味を持って味わっていた子どもたちです。

 

 

 

行事ならではの装飾や食を通して、日本の伝統文化に親しむ機会を大切にしていきたいと思います。

 

子どもたちが今年も元気に過ごすことができますように…!