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2024.03.07

ひな祭り 室内装飾

3月3日はひな祭りでした。家でもケーキやちらし寿司食べたよと子ども達からお話してくれました。今月の室内装飾は桃の花・雛あられ・ひし餅です。

 

 

三色のひし餅を構成する色は緑・赤・白です。緑は新芽が広がる大地や芽吹きを連想させることから、健康や生命力・エネルギーを表します。血や命を連想させる赤は生命のエネルギー、白は雪で覆われた大地という意味です。3つを合わせ、『自然のエネルギーによって女の子が健康に育ちますように』という意味合いが込められています。

四色の雛あられは赤・緑・黄・白で構成されており、それぞれの色が四季を表しています。花をイメージさせる赤=春、新芽を思わせる緑=夏、紅葉を連想させる黄=秋、雪につながる白=冬という意味です。春夏秋冬を4色で表すことにより、『一年を通して女の子が健康に過ごせますように」という願いが込められています。

 

つき組ではひし餅に触れた時に『可愛い』『固い』と言葉にしていました。色にも気づき『ピンク、白、緑』と保育者に伝える姿も見られました。

 

 

 

雛あられにも触れ『ザラザラしている』やすり鉢を使って潰し形が変わった事に対して『小さくなった』と保育者や、他児にも伝えていました。

 

 

 

 

 

そら組では桃の花・ひし餅・雛あられに触れています。桃の花は『いい匂いする』『桜の花かな』と図鑑を広げて確かめる姿も見られました。

 

 

ひし餅も図鑑を広げて同じ物を探したり、お餅を伸ばし『伸びた~』と楽しそうにしていました。雛あられでは『手をグーにして潰した』と感触を確かめていましたよ。

 

 

 

 

 

 

はまぐりの貝は同じ貝じゃないと、ぴったり合わない為仲のいい夫婦を表す事もあったようです。子ども達も同じ貝を重ねたり、絵の具を塗って同じ貝殻が合うように遊んだりしていましたよ。昔でははまぐりを使ってトランプや神経衰弱に見立てて遊ぶ事もあったそうです。

 

 

 

給食と午後おやつは行事食でした。ひなちらしはいつもと違うご飯で始めは不思議そうにしていましたが、食べてみると美味しいと伝えてくれる姿も見られました。『絵本と同じだね』や『可愛い』と、言葉にする姿も見られましたよ。

 

 

 

1年を通して、沢山の日本の伝統的な行事や暦に触れてきました。また、新年度も日本の素晴らしい行事や暦を子ども達に伝え、興味や関心を持ってくれたらと思います。