今週は各クラスの食事の様子を紹介します。

ほし組では自分でコップやお椀を持ち上げて飲み進める様子や食具、手掴みで意欲的に食べ進める様子があります。また、遊びの中で絵本に書いてある食べ物を“パクッ”と食べるような仕草や皿に食材を盛り付け食事の模倣をする姿もあります。その中で、温かな関わりや絵本、ままごとの中でも「甘いかな」「サクサクするね」「美味しいね」等、感触や食材の名前等を丁寧に伝えていき、食べ物や食事への興味・関心、楽しさに繋がるよう援助していきました。食事の中で“いただきます”“ごちそうさまでした”と手を合わせる姿や“美味しい”と伝えるような姿もあります。今後も子どもたちの食べたい意欲に寄り添い、保育者が見本となり温かい雰囲気の中で食事が行えるように関わってまいります。

つき組では食事の中で様々な食べ物への興味・関心が広がり、気になった食材があると「これは何？」と尋ねる様子があります。「これは〇〇だね」「サクサクしているね」と食材の名前を伝えながら味や感触等に共感していき、興味や食べる喜びに寄り添うような関わりを大切にしています。また、他児が食べている様子や食べている食材にも興味を示し、「(食べているものが)同じだよ！」「美味しいね」等、やりとりを楽しみながら食事をする姿も見られ一緒に食べることの楽しさに寄り添った言葉掛けをして関わっています。子どもたちが安心した気持ちで楽しめる関わりを大切にしています。

そら組では４月と比べ子どもたちがそれぞれの食材の食感や味に対する好みが見られ「これは好き」「これは酸っぱくて苦手」等、言葉にして伝える姿が増えてきました。一人一人の思いを受け止めながら美味しさに共感したり、苦手なものも匂いを一緒に嗅いでみたり図鑑等を通して興味や親しみが持てるよう関わっています。また、食事中の会話を楽しみながら過ごしています。子ども同士で「これ美味しいね」「〇〇入ってたよ」と話したり「美味しいから食べてみたら？」という言葉や、お友だちが食べている様子を見て食材に興味を持ち食べてみようという姿も増えました。そら組では調理体験を通して食に対する興味が増え「今日のご飯は何？」と尋ね給食の時間を楽しみにする子どもの姿や、調理師に対し「作ってくれてありがとう、美味しいよ」と感謝の言葉を伝える姿も見られます。子どもたちの食への興味や美味しさ、温かい雰囲気の中での食事の楽しさ、感謝を感じる姿に対しタイムリーに寄り添い、今後も食への意欲が深まるよう関わってまいります。