2024.02.22
赤ちゃんのお世話【ほし組】
昨年の6月から抱き人形の赤ちゃんを迎え入れ、8か月が経ちました。
迎え入れた時は、初めて見る赤ちゃんに驚いた様子でしたが、今ではどの子が自分の赤ちゃんなのかを理解し、
一緒に生活する姿がみられています。
おままごとが始まると、椅子を用意して赤ちゃんを座らせてあげます。
自分たちが作ったご飯をテーブルいっぱいに並べると、スプーンですくって赤ちゃんにも食べさせてあげていました。
「おいしいね」と保育者が代弁すると子どもたちも「おいしっ」と言いながらほっぺに手を当たり、
「熱いかな?」と話すとフーフーと冷ましてからあげていました。
赤ちゃんの顔を覗き込んで表情を確認したり、抱っこして飲み物を飲ませてあげようとする姿は
まるで本当のお母さんのようですね。
また、ズボンが脱げてしまっていた時には、ズボンを探し履かせてあげる姿も見られました。
難しいところがあると、近くの保育者に助けを求めていました。大事にしたいという気持ちが伝わってきますね。
お昼寝の時自分のお布団が敷かれると、真っ先に赤ちゃんを寝かせていました。
優しいくお布団をかけてあげたり、トントンをして一緒に眠る子もいます。
安全面を考慮し子どもたちが入眠した後は、赤ちゃんも自分のお布団で眠っていますが、
ずっと一緒にいたい、大切な赤ちゃんであることを子どもたち一人ひとりが認識しているようです。
お人形遊びは自分がした経験や、うれしかったことを赤ちゃんに返すことで、
自分も大切にされているという実感ができる遊びの一つです。
今後、子どもたちが、赤ちゃんを通してどんなあそびの展開を広げていくのかが楽しみですね。
お家に一緒に帰ることも可能なので、ぜひお家でも子どもたちの赤ちゃんへのかかわりを見てみてください!