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2024.02.24

楽しみにしていた雪遊び

5日は子どもたちだけでなく、大人も驚いてしまうほどの積雪がありましたね。

 

今週は雪遊びの様子をお伝えしたいと思います。

 

 

保育者とのやりとりで雪が降ることを知ると、「まだ降らないかな」と窓の外を見たり、「(午睡から)起きたら雪いっぱいかな」と期待を見せていました。午睡明け雪が積もっていることに気が付くと、嬉しさと驚きを見せた表情で観察しています。子どもたちの姿を受けて、各クラス戸外や室内で雪を触る機会を作っていきました。

 

 

 

 

【ほし組】

 

たらいに雪を入れて用意をすると、指先で削ったり、手に持ち感触を確かめ握って固くなる様子を観察したりと興味津々で触り、大きな塊を手にして笑顔を見せています。

 

 

初めて見る雪に怖がる子もいましたが、保育者の膝に座り、一緒に観察したり、保育者の手の上に乗った雪を近くで見たりする中で、手に水滴がつくと興味をもって指先で触れる姿が見られてました。

 

 

子どもたちの姿に合わせてコップや皿などを用意すると、手に持っていた雪を入れたり、器から器に移すことをじっくりと楽しんでいます。試行錯誤を重ねる中で、コップを雪に押し当てると丸い跡がつくことや押し当てた時の感触に気付く様子があり、近くの保育者と視線を合わせて発見や楽しさを共有する姿がありました。

 

 

【つき組】

 

窓から見える景色が普段と違うことに気付くと「あれ」「ゆき」と指を差していた子どもたち。保育者の抱っこで木や枝に降り積もった雪をじっくりと観察しています。

雪の絵本と見比べて「いっしょ」と交互に指差しながら共有する様子もありました。

 

 

つき組でもタライに雪を用意して触っています。触れる前の冷気や触れた時のあまりの冷たさに驚く様子が見られていました。絵本を通して興味を深めていた雪に実際に触れることができたからこその発見ができたようですね。

 

 

【そら組】

 

雪が積もっていることに気が付くと、「すごいね」「ママもびっくりしているかな」とそら組の子どもたちも夢中になって観察をしています。

 

そら組では園庭に遊びに行ってみました。靴で雪を踏んだ時の感触や傘に雪が落ちる音などに気付き、保育者や友達と面白さを共有しています。

「お部屋に戻ろう」と保育者が声を掛けると「さむーい」と言いながら玄関に入っていく子どもたち。手洗いの際にお湯で手を洗うと「あったかーい」「お外寒かったね」と戸外に出たからこその温度の変化を感じる姿もありました。

 

室内に戻ってからは、持ってきた雪をフライパンや鍋に移し替えてままごと遊びが始まりました。1月にカレー作りをしたばかりということもあり、子どもたちは”カレーライス”のイメージを再現しようと試行錯誤しています。

 

 

料理をしていると、雪が少しずつ小さくなっていくことに気付く姿があり、全て溶けてしまうと少し悲しげな表情を見せていた子どもたちです。

「なんで水になるの」「雪は氷なの?」と疑問に感じたことを保育者に尋ねています。雪の性質に興味を持ったようですね。子どもたちの疑問を受け止めながら、興味を深めていくことのできるようにわかりやすい言葉で伝えていくようにしています。

溶けてくると”滑る”という性質に気付き、机の上を何度も滑らせて楽しむ様子もありました。

 

翌日はより遊びが広がるよう絵の具を用意しています。絵の具で着色した雪をボウルの中で混ぜ合わせてみたり、「アイスです」と保育者とごっこ遊びをしたりと夢中で遊んでいました。

 

 

冬ならではの遊びを通して、保育者に興味や気付きを受け止められながら、自然の不思議さ面白さを感じる時間となったようです。

今後も子どもたちが季節によって変わる自然に興味を持ち、好奇心を高めていくことのできるような環境を整えていきたいと思います。